Android Studioで、Name shadowedと警告されたら

Android Studioにて、変更をコミットしたらName shadowed: ...と表示された。

Warning:(26, 94) Name shadowed: content

該当のコードは次のようなコードだった。

@Composable
fun ExampleComposable(
    ...
    background: @Composable (route: String?, content: @Composable () -> Unit) -> Unit = { _, content -> content() },
    content: @Composable (
      ...
    ) -> Unit,
) {
  ...
}

原因は、ExampleComposable()に渡されるcontentという引数名と、もう一つの引数のbackground()の中で使われているcontentが同じ名前だったことが原因だった。

そもそもShadowedとは、内側のスコープにある変数やシンボルが外側のスコープにある変数やシンボルを隠してしまうことを意味している。

この場合、background()の中で使われているcontentが外側のスコープにあるcontentを隠してしまっているので、Name shadowedという警告が出ていたようだ。

なので、background()の中で使われているcontentをbackgroundContentという名前に変更することで、警告が消えた。

@Composable
fun ExampleComposable(
    ...
    background: @Composable (route: String?, backgroundContent: @Composable () -> Unit) -> Unit = { _, backgroundContent -> backgroundContent() },
    content: @Composable (
      ...
    ) -> Unit,
) {
  ...
}