2024年10月01日にWindows 11(24H2)が一般公開されたものの、待てど暮らせどアップデートされない。。。なんでかなぁ・・・と思い調べたところ、Windows 11インストールアシスタントがarm版では実行できないのが原因のようだ。
arm版 Windows 11を最新バージョンにアップデートするには、グループポリシーで更新を行うバージョンを明示的に設定してからWindows Updateを実行するとarm版でもアップデートできるようだ。
[利用した環境]
- iMac 2021 24inc(Apple M1)
→ macOS Sonoma(14.6.1)
→ Parallels Desktop for Mac(20.1.1)
→ Windows 11 Pro(23H2)
1.ローカルグループポリシーでターゲットバージョンを設定する
⑴. ローカルグループポリシーエディター(gpedit)を起動します
⑵. グループポリシー「ターゲット機能更新プログラムのバージョンを選択する」を選択します
ローカル グループ ポリシー
→ コンピューターの構成
→ 管理用テンプレート
→ Windowsコンポーネント
→ Windows Update
→ Windows Updateから提供される更新プログラムの管理
→ ターゲット機能更新プログラムのバージョンを選択する
⑶. 「状態」を有効にして、ターゲットバージョンを設定し「OK」ボタンをクリックします
【どのWindows製品のバージョンから機能更新を受け取りますか?】
Windows 11
【機能更新プログラムのターゲットバージョン】
24H2
2.最新バージョン(24H2)にアップデートする
⑴. Windows Updateで「更新プログラムのチェック」をクリックして、24H2にアップデートします
⑵. グループポリシー「ターゲット機能更新プログラムのバージョンを選択する」を選択します
⑶. Windows 11が24H2にアップデートされていることを確認します
3.ローカルグループポリシーでターゲットバージョンを戻す(念のため)
⑴. ローカルグループポリシーエディター(gpedit)を起動します
⑵. グループポリシー「ターゲット機能更新プログラムのバージョンを選択する」を選択します
⑶. 設定した情報をクリアして「OK」ボタンをクリックします