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複数テーブルのオペレーションを実現するDiscoverX

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Databricks Labsで公開されていました。

DiscoverXを用いることで、複数テーブルに対するスキャンやSQLの適用を一度に行うことができます。

注意
上のリンク先にも記載されているように、/databrickslabsのgithubアカウントで提供されているものは探索目的のためのものであり、DatabricksによるSLAを提供するものではありません。問題を発見した場合には、GitHubのIssueとして報告してください。

要件

  • Databricksワークスペース
  • Unity Catalogサポート

オペレーションの例

複数テーブルに対して同時にオペレーションが適用されます。

ウォークスルー

%pip install dbl-discoverx
from discoverx import DX
dx = DX()

Welcomeメッセージが表示されます。
Screenshot 2023-09-24 at 14.06.33.png

上のdx.scan(from_tables="*.*.*")を実行すると、Unity Catalogメタストアの全カタログ、データベース、テーブルをスキャンするので、対象を絞ります。

dx.scan(from_tables="takaakiyayoi_catalog.default.taka_qiita")

上の例では1つのテーブルのみを対象にしていますが、ワイルドカード(*)を使えば複数のテーブルを同時にスキャンすることができます。

こちらに説明があるように、scanは意味論に基づく分類を行うために、ルールで定義された正規表現を用いてレイクハウスをスキャンします。
Screenshot 2023-09-24 at 14.07.30.png

結果から、一つの列がURLであると識別されたことがわかります。

なお、ビルトインのルールを確認することができます。クレジットカード番号、メールアドレス、IPアドレスなど。

dx.display_rules()

Screenshot 2023-09-24 at 14.11.16.png

複数のテーブルに任意のSQLを同時に適用することもできます。

dx.from_tables("takaakiyayoi_catalog.covid.covid*")\
  .apply_sql("SELECT to_json(struct(*)) AS row FROM {full_table_name} LIMIT 1")\
  .execute()

Screenshot 2023-09-24 at 14.13.54.png

あとでPIIの特定もトライしてみます。

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