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Delta SharingによるDatabricks間でのファイルやノートブックの共有

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前見た時には、Delta Sharingで共有できるのはDeltaテーブルだけだったのですが、今日になってファイルやノートブックも共有できることに気づきました(遅い)。

いずれもDatabricks間での共有ですが、クラウドやアカウントを越えて共有できるのでユースケースは結構あると思います。

共有の設定

共有側(プロバイダー)をワークスペースA、利用側(受信者)をワークスペースBとします。

共有の作成:ワークスペースAでの作業

カタログエクスプローラで共有を作成します。Delta Sharingの自分が共有にアクセスし、データを共有をクリックして新規共有を作成します。
Screenshot 2023-12-27 at 18.32.27.png

アセットを追加をクリックします。左のペインからテーブルやボリュームを選択して保存します。
Screenshot 2023-12-27 at 18.34.15.png

これでテーブルとボリュームが共有に追加されました。
Screenshot 2023-12-27 at 18.35.00.png

さらに右上のアセットを管理をクリックし、ノートブックファイルを追加しますを選択します。
Screenshot 2023-12-27 at 18.35.24.png

ノートブックを選択して保存します。
Screenshot 2023-12-27 at 18.36.32.png
Screenshot 2023-12-27 at 18.36.46.png

受信者の作成:ワークスペースBでの作業

別のクラウドやアカウントにあるDatabricksと共有する際には、受信側の共有識別子が必要となります。共有識別子は<cloud>:<region>:<uuid>の形式となっており、以前は特定するのが面倒でしたが今では受信側のカタログエクスプローラで容易にコピーできます。

ワークスペースBのカタログエクスプローラにアクセスし、Delta Sharing > 自分と共有にアクセスします。画面上部に共有識別子のコピーボタンがあるのでこれをクリックしてコピーします。
Screenshot 2023-12-27 at 18.40.32.png

受信者の作成:ワークスペースAでの作業

提供側のDelta Sharing > 自分が共有にアクセスし、上で作成した共有オブジェクトにアクセスし、受信者タブをクリックします。受信者を追加をクリックします。
Screenshot 2023-12-27 at 18.43.30.png

+ 新規受信者を作成 をクリックします。
Screenshot 2023-12-27 at 18.43.58.png

受信者名を入力し、上でコピーした共有識別子を貼り付けて、受信者を作成および追加をクリックします。
Screenshot 2023-12-27 at 18.44.56.png

追加をクリックします。
Screenshot 2023-12-27 at 18.46.19.png

これで提供者側の作業は完了です。
Screenshot 2023-12-27 at 18.46.41.png

受信者側の作業

以降はワークスペースBでの作業となります。

ファイル(ボリューム)へのアクセス

ワークスペースBのカタログエクスプローラにアクセスし、Delta Sharing > 自分と共有にアクセスします。プロバイダーに提供者一覧が表示されます。提供者名は提供側に確認してください。
Screenshot 2023-12-27 at 18.50.08.png

提供側の共有が表示されます。カタログを作成をクリックします。
Screenshot 2023-12-27 at 18.51.56.png

受信者側におけるカタログ名を入力し、作成をクリックします。
Screenshot 2023-12-27 at 18.52.19.png

これで共有されたテーブルやボリュームにアクセスできるようになります。
Screenshot 2023-12-27 at 18.53.18.png
Screenshot 2023-12-27 at 18.53.09.png

ノートブックへのアクセス

上で作成したカタログにアクセスし、その他のアセットをクリックすると共有されているノートブックが表示されます。
Screenshot 2023-12-27 at 18.55.17.png

クリックすることで内容を確認することができ、右上のクローン作成で任意の場所にコピーすることができます。
Screenshot 2023-12-27 at 18.56.06.png

テーブルやファイルを共有する際には、サンプルとなるノートブックがあった方がコラボレーションが円滑になるかと思います。是非ご活用ください!

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