Databricks SQL Workspace browser | Databricks on AWS [2022/9/13時点]の翻訳です。
本書は抄訳であり内容の正確性を保証するものではありません。正確な内容に関しては原文を参照ください。
新たなDatabricks SQLのワークスペースブラウザによって、フォルダーを作成し、Databricksのオブジェクトを整理できる様になります。ワークスペースブラウザを開くには、左のサイドバーのWorkspaceをクリックします。ブラウザでは、SQLオブジェクトやフォルダーを作成し、ブラウズして、他のペルソナとアセットを共有し、チームやプロジェクトごとにアセットを整理するためにフォルダレベルにアクセス権を割り当てることができます。
ワークスペースブラウザでオブジェクトを参照する
ワークスペースブラウザによって、一つの場所からペルソナ横断でDatabricksのアセットをブラウズできる様になります。
- Data Science & EngineeringペルソナやDatabricks Machine Learningペルソナで作成した、ノートブック、エクスペリメント、ライブラリ、フォルダは、SQLペルソナのDatabricks SQLのワークスペースブラウザにも表示されます。
- Data Science & EngineeringペルソナやDatabricks Machine Learningペルソナで作成した既存あるいは新規のワークスペースコンテンツに加えて、Databricks SQLのペルソナのワークスペースブラウザからDatabricks SQLのコンテンツ(クエリー、ダッシュボード、アラート)を追加することができます。
- Databricks SQLペルソナで作成したクエリー、ダッシュボード、アラートは、Data Science & EngineeringペルソナやDatabricks Machine Learningペルソナのそれぞれにおいても、ワークスペースブラウザから参照することができます。
新たに保存したクエリー、ダッシュボード、アラートを参照する
新たに保存したクエリー、ダッシュボード、アラートは、いかなるペルソナにおいてもサイドバーのWorkspaceをクリックすることでワークスペースブラウザから参照することができます。これらのクエリーはデフォルトではHomeフォルダに表示されます。ユーザーは、他のDatabricksオブジェクトと一緒に、ワークスペースブラウザでクエリーをフォルダに整理することができます。新たに保存されたクエリー、ダッシュボード、アラートは作成方法に関係なく、ワークスペースブラウザに表示されます。
注意
作成方法に関係なく、サイドバーの適切なアイコンをクリックすることで、すべてのクエリー、ダッシュボード、アラートはそれぞれの一覧ページでも表示されます。
既存のオブジェクトをオープンする
通常は、ワークスペースブラウザでオブジェクトを開くと、特定のオブジェクトに適したペルソナに変更されます。
- オープンしたペルソナに関係なく、クエリー、ダッシュボード、アラートをオープンするとSQLペルソナに切り替わります。
- ノートブックをオープンした際にはペルソナは変わりません。
- エクスペリメントをオープンすると、Databricks Machine Learningペルソナに切り替わります。
- SQLペルソナでワークスペースブラウザからライブラリをオープンすると、Databricks Machine Learningペルソナがサイドバーのペルソナスイッチャーでピン留めされていない限り、Data Science & Engineeringペルソナに切り替わります。
- Data Science & Engineeringペルソナ、Databricks Machine Learningペルソナでワークスペースブラウザからライブラリをオープンした場合には、ペルソナは変わりません。
フォルダーオブジェクトを操作する
ワークスペースでは、容易に新規フォルダを作成し、フォルダ間でオブジェクトを移動し、アクセス権レベルを指定してユーザーグループにオブジェクトを共有することができます。
- 新規フォルダを作成するには、Createをクリックし、Folderを選択します。
- フォルダー間でオブジェクトを移動するには、シンプルに移動したオブジェクトを選択し、移動先のフォルダにドラッグ&ドロップします。
- フォルダ内のすべてのオブジェクトを共有し、アクセス権を設定するには、フォルダを右クリックし、Shareを選択し、フォルダとオブジェクトを共有したいユーザー、グループ、サービスプリンシパルを入力し、アクセス権レベルを選択します。そして、Addをクリックします。
既存のクエリー、ダッシュボード、アラートを移行する
現在保存されているクエリー、ダッシュボード、アラートは、明示的にDatabricks SQLのワークスペースブラウザに移行するまでは、Databricks SQLワークスペースブラウザに表示されません。現在存在しているクエリーを参照、整理できる様にするためには、ユーザー(あるいは管理者)は、ワークスペースブラウザに移行する必要があります。既存のクエリー、ダッシュボード、アラートを移行するには、以下の2つの方法があります。
- あなたが所有するオブジェクトを移行するために、クエリー、ダッシュボード、アラート一覧ページを使います。一覧ページで移行できるオブジェクトを参照するには、対応する一覧ページでMy queries、My dashboards、My alertsをクリックし、Migrateをクリックします。管理者が移行を行いたい場合には、オブジェクトの所有権を自分に変更することができます。
- クエリー、ダッシュボード、アラートオブジェクトをオープンし、オブジェクトの隣にある
をクリックします。表示されるリストからMigrate to Workspaceを選択します。
いずれの方法でも、Migrateをクリックした後には、移行したいオブジェクトをどの既存フォルダに移動するのかを選択するか、あるいはシンプルにHomeフォルダに移行することができます。すでにオブジェクトに付与されているアクセス権に加え、移行されたオブジェクトは格納されるフォルダのアクセス権も継承します。さらに、同名のオブジェクトが存在するフォルダにオブジェクトを移動すると、新たに移動されたオブジェクトの名前の末尾に(1)
を追加します。
クロス参照オブジェクト
ダッシュボード、アラート、クエリーベースのドロップダウンリストのようなオブジェクトは、オブジェクトが新規か既存か、移行されたかどうかに関係なく参照可能です。