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DatabricksのPower BIコネクターがネイティブクエリーをサポートしました

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Databricks Power BI Connector Now Supports Native Query - The Databricks Blogの翻訳です。

本書は抄訳であり内容の正確性を保証するものではありません。正確な内容に関しては原文を参照ください。

これは、DatabricksとMicrosoftの共著です。Mahesh Prakriya (Director in Intelligence Platform, Microsoft)とBob Zhang (Sr. Technical Program Manager, Microsoft)に感謝の意を表します。

最新のPower BIリリースにおけるDatabricks Power BIコネクターでネイティブクエリーを利用できるようになったことを発表できて嬉しく思っています!ネイティブクエリーのサポートは、ローンチ以降にもっとも頻繁にリクエストされてきた機能の一つです。この新機能によって、お客様はさらなる柔軟性と生産性を持って、Databricks SQLのデータにアクセスし、データモデルを構築できるようになります。お客さmはデータソースのセットアップの過程でネイティブSQLクエリーを指定できるようになります。そして、ここで指定されたクエリーは、Power BIでのさらなるステップを行う前に、Databricks SQLに対してネイティブに実行されます。

なぜネイティブSQL?

複雑な変換処理による柔軟性

ネイティブSQLはユーザーに対して、特定の変換に対して理想的なツールを選択する柔軟性を提供します。DAXは表現豊富でパワフルですが、より複雑なSQLクエリーやミサポートのオペレーションに対しては、ネイティブなSQLクエリーによってよりシンプルなワークフローを実現することができます。また、これはカスタムカラム定義を折りたたんだり、プッシュダウンでいないケースにおいては、単にネイティブSQLを構築することで大きなメリットを得ることができます。

Databricks SQLの計算資源のさらなる活用

ネイティブSQLのサポートによって、お客様はデータソースをセットアップする過程で、直接Databricks SQLのウェアハウスに対して大規模なオペレーションや計算資源を大量に必要とするデータ準備クエリーを実行することができます。特により複雑な変換処理においては、これは膨大な時間を節約することができます。また、アナリストはよりシンプルなワークフローを実現するためにビューや他の仕組みを作成することなしにセルフサービスすることができます。

他のPower Queryソースからの移行をシンプルに

Power BIで他のデータソースとカスタム/ネイティブSQLを使用しているお客様においては、Databricks SQLへの移行は面倒なものでした。これまでのソリューションは、これをDatabricksのビューやDAXのロジックにマッピングしようとしていました。今では、これはDatabricks Power BIコネクターで適切なネイティブSQLを指定するだけで済むシンプルなものとなっています。

どうやって使い始める?

使い始めるには以下のものが必要となります。

  • Power BIの2022年12月リリース (v2.112.603.0以降)
  • Databricksアカウント(アカウントをお持ちでない場合には、こちらからサインアップできます)

Power BIデスクトップを開き、以下の手順に従います。

  1. Power BIのGet DataメニューからAzure DatabricksDatabricksを探します。

  2. 接続ダイアログでサーバーとカタログ詳細を入力します。

  3. 送信したいネイティブSQLクエリーを入力します。この場合は:

    SQL
    SELECT * FROM tpch.region r where r.r_regionkey = 0
    

    ネイティブクエリー機能を使うためには、カタログのフィールドが必要であり指定しなくてはならず、指定されたカタログに相対になるようにネイティブクエリーを記述しなくてはならないことに注意してください。

  4. 認証を行ったら、クエリーを行う準備ができました!ダイレクトクエリーやインポートモードがサポートされています。

  5. (オプション)Power BIアドバンスドクエリーエディターを開くことで、ネイティブクエリーを確認することができ、ここから必要に応じて修正を行い保存します。

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