こちらではTableau Desktopからの接続手順が説明されていますが、基本的には同じ手順です。
以下では、すでにTableau CloudへのサインアップおよびTableauサイトのセットアップが完了しているものとします。まだの場合は、以下からサインアップしてください。
Databricksでの設定
Tableau CloudからDatabricksのデータにアクセスするには、以下のリソースと情報が必要となります。
- パーソナルアクセストークン
- SQLウェアハウス
- サーバーのホスト名
- HTTPパス
パーソナルアクセストークンの取得
Databricks外部からDatabricksにアクセスする際に必要になるトークンです。トークン作成権限がない場合には、Databricks管理者にこちらの手順に従って機能を有効化するよう依頼してください。
- Databricksワークスペースにログインします。
- サイドバーのペルソナスイッチャーからSQLを選択して、Databricks SQLにアクセスします。
- トップバーのご自身のユーザー名をクリックし、ユーザー設定を選択します。
- Personal access tokensタブをクリックします。
-
新規トークンを生成ボタンをクリックします。
- 必要に応じてコメントおよび存続期間を指定して生成をクリックします。
- 表示されるトークンをコピーしておきます。
SQLウェアハウスの起動
- サイドメニューからウェアハウスを選択します。
- SQLウェアハウスを作成ボタンをクリックします。
- SQLウェアハウスの名前をエンドポイント名に入力します。ここではサイズは一番小さい
XXS
にします。タイプはPro
を選択します。
- 作成ボタンをクリックします。
- 権限管理が表示されます。権限を変更する場合に変更し、変更が不要であれば右上にXをクリックします。
- SQLウェアハウスのステータスが実行中になるまで待ちます。
- 起動を確認したら、接続の詳細タブをクリックします。
- サーバーのホスト名とHTTPパスをコピーしておきます。
Tableau Cloudの設定
- Tableau Cloudにログインします。
- Personal Spaceに移動します。
-
Create Workbookをクリックします。
-
Connectorsをクリックします。
-
Databricksを選択します。
-
Server Hostnameに上のステップでコピーしたサーバーのホスト名、HTTP Pathに上のステップでコピーしたHTTPパスを入力し、AuthenticationではPersonal Access Tokenを選択し、Passwordにはパーソナルアクセストークンを貼り付けます。
-
Sign Inをクリックします。
- 左側のペインでカタログ、データベース、テーブルを検索して選択していきます。
- テーブルを右のペインにドラッグ&ドロップします。
これでTableau CloudからDatabricksのデータにアクセスできました。使用しなくなったらSQLウェアハウスは停止しておいてください(自動停止しますが)。