以前、こちらを翻訳した際にはパブリックプレビューでしたが、先週GA(正式提供)になりました。
UNDROP TABLEコマンドとは
日本語マニュアルもあります。
UNDROP
コマンドは、 Unity Catalog にあるマネージ テーブルまたは外部テーブルが誤って削除または削除されるという問題に対処します。 デフォルトでは、このコマンドは、指定されたテーブル名のユーザーが所有する最後にドロップされたテーブルをアンドロップ (リカバリ) します。 親スキーマとカタログが存在する必要があります。 この機能は、7 日間の保持期間内に削除されたテーブルを回復することをサポートします。
注意
テーブル権限、列仕様、プロパティなどのテーブルメタデータがリカバリされます。 主キー制約と外部キー制約は、 UNDROP
コマンドでは回復されません。
テーブルの作成
Unity Catalogでカタログ・スキーマを作成し、その中にテーブルを作成します。drop_table_schema
というあからさまなスキーマ名にしています。
削除済みテーブルの確認
まず、この状態で削除済みのテーブルが無いか確認します。
SQL
SHOW TABLES DROPPED IN takaakiyayoi_catalog.drop_table_schema;
この時点では当該スキーマでテーブルは削除されていないのでレコードは返却されません。
クエリー結果が返されませんでした
テーブルの削除
SQL
DROP TABLE takaakiyayoi_catalog.drop_table_schema.japan_cases_20220818;
再度、SHOW TABLES DROPPED
を実行します。
SQL
SHOW TABLES DROPPED IN takaakiyayoi_catalog.drop_table_schema;
テーブルのリカバリ
SQL
UNDROP TABLE takaakiyayoi_catalog.drop_table_schema.japan_cases_20220818;