こちらで触れたワークスペースファイル、便利な機能ですが、セキュリティ要件によってはオフにしたいというニーズもあるかと思います。
こちらのドキュメントには管理者が REST API を使用して無効にすることができます。
との記載があります。
しかし、具体的な方法が記載されておらず右往左往しました。
ヒントはこちらにありました。
こちらのノートブックを修正して実行することで、ワークスペースファイルを有効・無効にすることができます。ドキュメントチームにはフィードバックしておきます。
デフォルトではワークスペースファイルは有効化されているので、以下のようにpy
ファイルなどを作成することができます。
ワークスペースファイルの無効化
databricks-sdkを使いますが、REST API呼び出しでもいけるはずです。
%pip install databricks-sdk --upgrade
dbutils.library.restartPython()
APIクライアントを初期化します。
from databricks.sdk.core import ApiClient
client = ApiClient()
キーenableWorkspaceFilesystem
を指定して、現在の設定を確認します。
client.do("GET", "/api/2.0/workspace-conf", {"keys": "enableWorkspaceFilesystem"})
有効化されています。
{'enableWorkspaceFilesystem': 'true'}
無効化します。
client.do("PATCH", "/api/2.0/workspace-conf", body={"enableWorkspaceFilesystem": "false"}, headers={"Content-Type": "application/json"})
{}
設定を反映させるために、ブラウザをリロードします。
ワークスペースファイルの有効化
再度有効化する際には、キーenableWorkspaceFilesystem
をtrue
に設定します。
client.do("PATCH", "/api/2.0/workspace-conf", body={"enableWorkspaceFilesystem": "true"}, headers={"Content-Type": "application/json"})