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Databricksアカウントコンソールを用いて課金データを参照する

Last updated at Posted at 2023-01-11

View billable usage using the account console | Databricks on AWS [2022/10/5時点]の翻訳です。一部加筆しています。

本書は抄訳であり内容の正確性を保証するものではありません。正確な内容に関しては原文を参照ください。

注意
本機能を使用するためには、アカウント管理者権限を有している必要があります。アカウントコンソールのユーザーで当該ユーザーにアカウント管理者のロールが割り当てられていることを確認してください。
Screenshot 2023-01-11 at 19.08.32.png

本書では、お使いのアカウントのワークスペースにおける使用量データを参照するために、どのようにアカウントコンソールの使用量ページを使うのかを説明します。

以下の軸で使用量を参照することができます:

  • 時間ごとの計算能力の単位であり秒単位で課金されるDatabricksユニット(DBU)

  • 推定コスト(USドル)

    それぞれの使用量に対して、標準的なDBUあたりのコストに基づいた線形の推定値に基づいてコストが推定されます。実際のコストは、皆様の実際の契約によって変化します。価格パネルを用いて、コストの推定値を変更するためにSKUごとのDBUあたりのコストを調整してください。課金に関する質問については、Databricks担当者にお問い合わせください。

使用量ページにアクセスする

アカウントコンソールに移動し、使用量アイコンをクリックします。

使用量グラフ

ページの上部には、お使いのアカウントにおけるDBUあるいは推定コスト(USD)の使用量のグラフが表示されます。これらのビューを切り替えるには $USD/DBU ピッカーを使用してください。
Screenshot 2023-01-11 at 17.58.00.png

また、以下の軸でデータを参照するために集計ピッカーを使用することができます:

  • 合計使用量: ワークスペース全体、SKU全体におけるアカウントの合計使用量を単一の線で表示します。これはデフォルトとなっています。
  • ワークスペース別: ワークスペースごとの使用量を表示します。
  • SKU別: SKUごとの使用量を表示します。アカウントで表示されるSKUのセットは皆様の契約に依存します。また、SKUはDatabricksの使い方によっても変化します。価格をご覧ください。
  • タグ別: 選択されたタグを含むリソースごとのラインを表示します。

10以上のワークスペース、SKU、タグがある場合、チャートには使用量の高いトップ9が表示されます。残りのワークスペース、SKU、タグは集計され、単一のラインとして表示されます。この単一のラインはCombined remaining …(s)としてマークされます。

タグでデータを参照する際、選択されたタグを持たない使用量はAll other remaining usage.として集計され単一のラインとして表示されます。

また、明確な時間範囲や過去6ヶ月のような事前定義済みのオプションを選択するために日付範囲ピッカーを使用することができます。時間範囲はUTC時間です。

グラフの凡例やグラフのラインをフィルタリングするためのラインピッカーを使用することができます。

  • グラフの凡例のラジオボタンをクリックするかラインピッカーのチェックボックスを選択することで、ラインを表示/非表示します。
  • 単一のラインのみを表示するには、グラフの凡例のラジオボタンをダブルクリックするか、ラインピッカーのチェックボックスをダブりクリックします。再度ダブルクリックするとすべてのラインを表示します。

実際のコストは契約によって異なります。価格パネルを用いて、コストの推定値を変更するためにSKUごとのDBUあたりのコストを調整することができます。

使用量詳細

使用状況の詳細パネルでは、表形式でDBUや推定コスト(USD)の詳細なリストを参照することができます。このパネルのデータは常にワークスペースごとに集計されます。また、このコストはSKUごとのグループにブレークダウンされます。トータルコストあるいはSKUごとのコストを参照するには、代わりに使用量グラフを使用してください。

Screenshot 2023-01-11 at 18.10.46.png

推定コストとDBUのビューを切り替えるには $USD/DBU ピッカーを使用してください。

明確な時間範囲や過去6ヶ月のような事前定義済みのオプションを選択するために日付範囲ピッカーを使用することができます。時間範囲はUTC時間です。

多くのワークスペースがある場合には、結果をフィルタリングするために検索フィールドにワークスペース名をタイプしてください。

実際のコストは契約によって異なります。価格パネルを用いて、コストの推定値を変更するためにSKUごとのDBUあたりのコストを調整することができます。

価格

使用量ページの使用量グラフ使用量詳細の両方において、DBUあたりの推定価格を調整するために価格プランパネルを使用します。使用量ページの右上にある3点リーダー⋮をクリックして価格プランパネルを表示します。

Screenshot 2023-01-11 at 18.24.06.png
Screenshot 2023-01-11 at 18.27.00.png

それぞれのSKUが一覧されています。お使いのアカウントで表示されるSKUは契約に依存します。利用量がどのようにSKUに反映されるのかは、Databricksの使い方によります。例えば、ノートブックをクラスター時で実行するのか、スケジュールされたジョブなのかによって変化します。

コストはお使いの料金プランにおけるDBU(一般使用やバッチのDBU)あたりコストの標準価格に基づき、SKUごとにDBUごとのコストが線形に推定されます。しかし、実際のコストは契約によって異なります。ページの右にある価格プランパネルのフィールドを更新することで、推定行コストを変更するためにDBUあたりのコストを調整することができます。

課金に関する質問については、Databricks担当者にお問い合わせください。

使用量のダウンロード

2種類の使用量データをダウンロードすることができます。現在グラフに表示されている集計データ、あるいは、日付レンジに基づく全体的な利用量詳細をダウンロードすることができます。

集計使用量データのダウンロード

集計使用量データをダウンロードするには、グラフの右上のダウンロードボタンをクリックします。これによって、ページで現在集計されているデータをダウンロードします。CSVファイルには、使用量の大きい999個のワークスペース、SKU、タグが含まれます。
Screenshot 2023-01-11 at 18.24.06.png

選択されていないワークスペース、SKU、タグの利用量データは、Combined remaining …(s)All other remaining usage.というラベルのグループにまとめられます。

未集計使用量データのダウンロード

注意
こちらのデータは協定世界時(UTC)の23:59:59(日本時間の8:59:59)に更新され、前日までのデータを参照することができます。

日付ごとのすべての使用量データをダウンロードするには使用状況をダウンロードパネルを使用します。使用量ページの右上にある3点リーダー⋮をクリックして使用状況をダウンロードパネルを表示します。

Screenshot 2023-01-11 at 18.24.06.png

  1. 月レンジピッカーから時間レンジを選択します。
  2. ユーザー名を含めるには ユーザー名を含める (電子メール) をチェックします。
  3. ダウンロードをクリックします。
  4. 使用量データを参照、分析します。

使用量の分析

CSVのスキーマに関しては、CSVファイルのスキーマをご覧ください。

Databricksを用いてどのようにこれらのファイルを分析するのかに関しては、Databricksにおける利用課金ログデータの分析をご覧ください。

Account APIを用いて使用量ログをダウンロードする

billable usage log download APIを用いて課金データをダウンロードすることができます。

使用量ログの自動デリバリーの設定

S3バケットに使用量ログが自動でデリバリーされるように設定するには、Databricksの利用課金データのデリバリーとアクセスをご覧ください。

月額料金の集計

Excelを用いて月額料金をクイック集計する方法を説明しています。

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