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Databricks推論テーブルとレイクハウスモニタリングによる大規模言語モデルの監視

Last updated at Posted at 2023-12-20

こちらのウォークスルーです。

以前書いたこちらの記事の続編でもあります。

OpenAI APIを使うチャットbotをDatabricksで動作させる際に、推論テーブル(inference table)を有効化すると、モデルがデプロイされているモデルサービングエンドポイントの入出力を追跡することができます。

モデルサービングエンドポイントを編集して推論テーブルを有効化し、保存先テーブルを指定します。
Screenshot 2023-12-20 at 18.25.07.png

Databricksで稼働するチャットbotに問い合わせすると、モデルサービングエンドポイントを呼び出す形となり、その際に推論テーブルにリクエスト、レスポンスが記録されます。
Screenshot 2023-12-20 at 18.26.57.png

カタログエクスプローラでデータを確認できます。
Screenshot 2023-12-20 at 18.29.16.png

これは生データですので加工します。こちらにサンプルノートブックがあります。アプリケーションの入出力に応じて微調整する必要があるかもしれません。

ノートブックを実行することで、チャットボットへの入出力にアクセスできるようになります。
Screenshot 2023-12-20 at 18.32.06.png

上記ノートブックにはレイクハウスモニタリングのコードも入っていますので、実行すると上記テーブルに対するモニターが設定されます。

自動生成されるダッシュボードでは、問い合わせ数や内容、レスポンス、レスポンスのtoxicity、perplexityなどを確認することができます。
Screenshot 2023-12-20 at 18.21.34.png
Screenshot 2023-12-20 at 18.34.46.png

企業で運用するチャットbotにおいては、LLMに対する入力とレスポンスのモニタリング、それに基づく対策、改善が重要となります。(まだ日本リージョンでは利用できませんが)リリースされたらぜひお試しください!

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