対象
- OutSystems を初めて触る方
目的
- OutSystemsの認定試験である「Associate Reactive Developer (OutSystems 11)」の受験にあたり、基礎的な画面作成手順を復習する
※ なお、OutSystems はオンライントレーニングが充実しているのでオススメ。
使用するツール類
- OutSystems Service Studio 11
- Excel for the web (Microsoft 365 無料版) ※通常のExcelでも可
完成後イメージ
手順
1. Service Studio で新しいアプリケーションを作成
2. Entity とデータの作成
Dataタブ > Entities > Database を右クリックし、 Import New Entities from Excel をクリックする。
Excel のシート名(ここでは「Employee」)が Entity 名になる。
型や桁数は OutSystems によって自動で選択される。
補足 (Excel 上のデータを変更したいとき)
Excel を読み込んだ際、データを登録するための Timer、Server Action、Structure も同時に作成される。
Server Action を確認すると、データが存在しない場合のみ Excel から登録していることがわかる。
3. 画面の作成
Interface タブを選択し、 MainFlow を選択する。
Dataタブにある Employee をドラッグ&ドロップする。
今回の目的を達成するにあたりログインは不要のため、一覧画面と詳細画面の Roles > Anonymous にチェックをつける。
ブラウザで表示して確認する。
基本的なメンテナンス機能は自動で実装されている。
4. 日本語化
画面上のラベルを変更することでも対応できるが、ここではリソースファイルを使用した多言語Webアプリケーションを想定する。
Export > Language Resouces To Excel でリソースファイルをダウンロードする。
ダウンロードした Excel ファイルに ja-JP 列を新しく追加し、日本語の内容を記載する。
Multilingual Locales を右クリックし、 Import Language Resouces でリソースファイルを読み込む。
ロケールの設定を日本語にするため、 Employees 画面の On Initialize アクションを作成する。
On Initialize アクションで、 SetCurrentLocale アクションを呼び出し、引数に "ja-JP" を指定する。