そもそも
京都大学の2021年の入試問題に、次のようなものがある。
pが素数ならばp^4+14は素数で無いことを示せ。
この問題は、次のように解答可能である。
- $ p=3 $のとき
$ 3^4+14=95 $より、素数でない
2)$ p≡1,2 (mod3) $のとき
$ p^4≡1 (mod3) $であるから、$ p^4+14≡15≡0(mod3) $
以上より、$ p $が素数のとき、$ p^4+14 $は素数でない。
ところで
これ、pが素数じゃなくても成立するんじゃね?
現に、1,4,6,8,9を代入してみたところ、全て合成数となるのである。
手計算しようかとも思ったが、面倒なので適当にコードを書いて確かめようと思った。
ごちゃごちゃしながら最終的にできた クソ コードがコチラ
function myFunction() {
let a;
let arr = new Array();
for(let i=2;i<100;i++){
a = Math.pow(i,4) +14;
for(let j=2; j<a; j++){
if (a%j===0){
break;
}
else if(j==Math.floor(Math.pow(a, 0.5))){
arr.push(i);
break;
}
}
console.log(arr);
}
これを実行したところ、出力は次のようになった。
[ ]
お!?やっぱり素数じゃなくてもいけるのか?と思い、a=1000としたところ、出力はこうなった。
[ 165,
195,
255,
405,
435,
465,
555,
885,
975, ]
、、、たくさんありました。
ちなみに
$ p=165 $を代入すると、$ 165^4+14=741200639 $となり、これが素数となるようです。