5
1

お問い合わせからGitHub Issue作成まで:Slackワークフローで簡単実現

Last updated at Posted at 2023-12-19

この記事はAteam LifeDesign Advent Calendar 2023の20日目記事です。

はじめに

この記事では、Slackのワークフローを使用して、GitHubのIssueの作成方法をご紹介します。

この記事で詳しく書かないこと

この記事では、GitHubやSlackワークフローについての基本的な説明は省略していますので、それらの知識があることを前提としています。

完成したワークフロー

1. お問い合わせ内容を記入

スクリーンショット 2023-12-17 23.38.27.png

2. 問い合わせ内容をチャンネルに投稿

スクリーンショット 2023-12-17 23.43.36.png

3. Issueを作成

Issueを作成ボタンを押すと、事前に設定したリポジトリへフォームの内容のIssueが作成されます。

スクリーンショット 2023-12-17 23.45.35.png

さらに作成後は、
作成したIssueのURLをスレッドに残しました。

スクリーンショット 2023-12-17 23.47.38.png

ワークフロー作成

今回はテンプレートを使わずにゼロから作成しました。

1. ワークフローの開始方法を選択

Slack内のリンクからを選択。

スクリーンショット 2023-12-17 23.52.12.png

2. フォームを設置

ステップ>フォームから情報をフォームで収集するを選択。

スクリーンショット 2023-12-17 23.54.58.png

今回は、以下の内容で設定しました。

  • 緊急度
    • ドロップダウン
  • 期限
    • 日付
  • 件名
    • 1行テキスト
  • 問い合わせ内容
    • 段落

スクリーンショット 2023-12-18 0.00.05.png

3. お問い合わせ内容をSlackに投稿

ステップ>メッセージからチャンネルへメッセージを送信するを選択。

スクリーンショット 2023-12-18 0.02.53.png

変数を挿入からすべてのデータを挿入するを選びます。

スクリーンショット 2023-12-18 0.05.09.png

スクリーンショット 2023-12-18 0.04.40.png

4. Issueを作成するボタンを作成

先ほど設定したチャンネルへメッセージを送信するボタンを含めるにチェックを入れます。
ボタンテキストをIssueを作成するにします。

スクリーンショット 2023-12-18 0.04.40.png

5. GitHub Issueを作成する設定

ステップ>GitHubからイシューを作成するを選択。

スクリーンショット 2023-12-18 0.10.29.png

Issueを作成するアカウントについては、Slackワークフロー内で事前に設定した認証情報を使ってIssueを作成させることもできます。

Slack内でGitHubアカウントを持ってない人でもIssueを作れるようになります。

スクリーンショット 2023-12-18 0.12.43.png

今回は以下のようなフォーマットで
Issueを作成するようにしました。

スクリーンショット 2023-12-18 0.11.43.png

6. 作成したIssue情報をスレッドに返信

ステップ>メッセージからスレッドでメッセージに返信するを選択。

スクリーンショット 2023-12-18 0.15.29.png

変数を挿入から作成したIssue情報を選択

スクリーンショット 2023-12-18 0.16.42.png

今回の内容は以下のようにしました。

スクリーンショット 2023-12-18 0.16.46.png

7. 最後に全体

スクリーンショット 2023-12-18 0.18.05.png

さいごに

今までは、Slackワークフローを使用してIssueを作成するのに少し手間がかかっていましたが、ワークフロービルダーの新しいバージョンへのレガシーワークフローの移行により、GitHubのIssue作成ステップが簡単に利用できるようになりました。GitHubのIssueを活用することで、お問い合わせ対応のトラッキングやチーム内でのタスク割り当てが容易になり、社内でのお問い合わせ対応の効率向上と、お問い合わせに費やす時間の計測が容易になったります。
ぜひ使ってみてください!

5
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
1