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GCP Professional Cloud Architectに合格しました

Last updated at Posted at 2021-12-04

Ateam Brides Inc. Advent Calendar 2021の4日目は
株式会社エイチームブライズ エンジニア
新卒2年目になった@takaHALが担当します!

はじめに

手段の如何を問わず、実際の試験内容を拡散すること(ウェブへの投稿、受験対策を支援する公式または非公式のヘルプグループへの参加、記憶などに基づく試験問題の再現などを含むが、これらに限定されない)

とあるので試験の問題については触れません。

これはなに?

GCPの資格である Professional Cloud Architectを受験したので勉強した内容や試験当日のことを書いていきます。

受験するにあたっていろんな人の記事を読ませていただいたので次に受験する人の助けに少しでもなればと思い記事を書かせていただきます。

なぜ受験しようと思ったのか

Professional Cloud Architects は、組織が Google Cloud 技術を利用できるように支援します。クラウドアーキテクチャと Google Cloud に関する専門的な知識を活かして、ビジネス目標を実現するために、スケーラブルで高可用性を備え、堅牢かつ安全な動的ソリューションを設計、開発、管理します。

Professional Cloud Architectの試験説明に書いてあるGoogle Cloud に関する専門的な知識を活かして、ビジネス目標を実現するための部分がまだ自分には足りないと感じており、悩んでいたところ社内の数名の先輩エンジニアの人から、Professional Cloud Architectの存在を教えてもらったので調べてみて知識の土台として身につけるのに丁度いいと思ったからです。

受験時のGCPの経験は?

  • プライベート

    • Vision APIとかGoogleMap APIなどのAPI系で遊んだり
    • GAEとかCloudRunでWebサイトをデプロイしてみて遊んだり
  • 実務

    • GCP
      • BigQueryとのデータ連携
      • CloudRun、GAEにアプリケーションをデプロイ
        • 基本的には社内で使うアプリやBigQueryなどの分析まわりのデータ連携をやっている
    • AWS
      • ServerlessFramework
      • CloudFront
        • などを使って今あるWebをよくしたり社内アプリケーションを作ったりなどしている

新卒2年目でGCPの経験は1年経ってないくらい

推奨される経験: 業界経験が 3 年以上(Google Cloud を使用したソリューションの設計と管理の経験 1 年以上を含む)。

公式の文章を見るとちょっと背伸びした感じの状態でした.

試験について

時間: 2 時間
登録料: $200(税別)
言語: 英語、日本語
試験の形式: 試験は多肢選択式で、リモートまたはテストセンターで受験します。お近くのテストセンターはこちらから検索してください。
試験の実施方法:
a. 遠隔監視オンライン試験を受験する
b. テストセンターでオンサイト監視試験を受験する
前提条件: なし
推奨される経験: 業界経験が 3 年以上(Google Cloud を使用したソリューションの設計と管理の経験 1 年以上を含む)。

合格ラインとかは公開されていませんでした。

テストセンターの方が緊張とかトラブルも少なくていいかなと思ったのでテストセンターにしました。

試験までにやったこと

まずは各種勉強に移る前に試験ガイドを確認してどんな内容が試験範囲なのか確認しましょう。

どういった試験なのかを確認した後に、色んな合格した記事などを確認してどういった勉強をするのか決めました。

勉強しながら実務でGCPを使えるポイントがあれば積極的に使うなどもしていました。

勉強期間は2021/10 ~ 2021/12/2くらいまででリモートなので業務開始前の1時間とか土日にガッツリ時間を取ったりしてちまちまやってました。

書籍でGCPの雰囲気を掴む

  • GCPの教科書

GCPの教科書試験を受けようと思って色々調べてとりあえず買ってみた本

IAMや組織のことをしっかりと理解できていなかったのでそこの部分の軽い理解と、各種サービスの概要を知ることに役に立った。

書いてある内容的にはデータベースやネットワークなどの分野に分けて複数のサービスを説明をしているものになっていてそれぞれ入門ではあるので広く知りたい人にはお勧め、ガッツリ業務でGCPを触っている人はもしかしたら物足りないものかも知れないです。
試験当日に持っていって電車の中で読んだりしました。

  • Official Google Cloud Certified Professional Cloud Architect Study Guide (English Edition)

公式のPCA試験のガイドブックです。
自分は購入していませんが英語の書籍が読める方にはいいのかもしれません。

GCPを幅広く知ってみる

  • Coursera

学習するためのコースがいくつもあり学んだ内容をすぐに選択式テストやQwiklabsでのGCP上で実際に構築してみる問題などできるので知識の定着にとても役立ちました。

公式の学習プログラムにある内容をCouceraで基本選んでいました。

スキルバッジに関することはCouceraでやることと被ることが多かったので個人的にはあまりやりませんでした。

やったコース一覧

それぞれのコースを修了させると修了証がもらえるので何個か楽しくてやりました。どれも学びにはなりましたが以下の二つがお勧めです。プラスで自分が足りないと感じている部分を追加で学ぶといいと思います。

などが学べます。

このコースに関してはCouceraでの学習が終わった後や、試験を受けることが視野に入ってから受けることをお勧めします。

Cloud Architect 認定試験の質問で、架空の会社やソリューションを説明するケーススタディが使われる場合があります。これらのケーススタディは、回答を選択するうえで役立つコンテキストを提供するために作成されたものです。試験で使用される可能性のあるケーススタディをご確認ください。

試験に出る可能性のあるケーススタディなどを実際に見ながら抑えないといけないポイントを確認し、提案する物を決めるという流れを体験できます。

模擬試験を解いてみる

問題数は20問と少ないですが、ケーススタディに関する問題などもあるので実際の試験の問題の雰囲気を体験するにはちょうどいいですし、全部の問題に解説がしっかりとついているのでなぜその回答になるのかを理解できるため問題数は少ないながらも効果は非常に高いと思ってます。

この選択肢はダメでこの選択肢はなぜがいいのかなど独り言で言いながら問題を全部解けるくらいにはやりました。

CouceraでPreparing for the Google Cloud Professional Cloud Architect Exam 日本語版のコースが完了してから解くのをお勧めします。

公式が提供してくれているドキュメントなどを確認しながら実際に手を動かす

これが一番重要でした。公式が実際のデザインパターンを公開してくれていたり、サービスを図解してくれていたりするので読んでみたり場合によっては手を動かして確認したりなどがお勧めです。

しかし、ドキュメントはたくさんあるので公式模擬試験などで出てきたサービスやPCAのガイドに書いてあるケーススタディを元にドキュメントなどを確認すると効率がいいかもです。

公式ドキュメントに関しても自分が個人レベルでやっていることだと知ることがなかった情報が書かれているので主要サービスで気になる部分は見ておくことをお勧めします

自分はGCSのリクエスト再試行方法 など調べることも恥ずかしながらなかったので知れたりなど知識が深まりました。

他には接続オプションのフローチャートなども用意してくれているので非常に役立ちました。

また、絶対に試験前とかでもいいので読んだ方がいいと思うのはベストプラクティス系の記事です。提案する上で大事な基礎知識になるのでみておくことをお勧めします。

GCPサービスについて自分メモを作る

模擬試験やCourseraなどで出てきた重要そうなところを電車の中とかでいつでもみれるようにQiitaに限定共有記事としてまとめていました。

特にネットワークやデータベースやGKEなどのコンピューティング周りのことは基本として自分なりの比較表やどういう時に使うのかとかポイントをまとめました。

ケーススタディを確認する

一番最後にやったのはこれでした。試験に出る可能性があるので読んでどんな提案をすればいいのか技術要件やビジネス要件を見ながら確認しました。

分析だからBigQueryだ!みたいな事前に固めておく感じではなく〇〇もこういう理由だから使えるよね、などで考えておくとケーススタディ関係なく応用が効いていいと思います。

ケーススタディについて解説している動画もあるので参考に見てみるのもありです。

試験当日

  • 受験日程

12/2(木)の16:00に受けました。試験時間に関しては午前中に業務を終えてテストセンターまでの移動に余裕のある時間にしました。

  • 持ち物

    • タブレット
      • 勉強したメモをQiitaの限定共有記事にしていたので移動時間にみれるように
    • GCPの教科書
      • 試験会場の待ち時間にお守りとして開く用
    • 試験申し込みのメールのコピー
      • これは試験会場の受付で必須になるのでコピーしておく
    • 身分証明書2つ
      • これは試験会場の受付で試験申し込みのメールのコピーと一緒に提出する
  • 試験時間

会場に15分前に到着し受付も済ませてから待機していると準備が終わったのか試験開始していいと言われたので
少し早めに荷物をロッカーにしまって何も持たない状態で会場に入りテストを受けました。

2時間の試験のうち1時間20分くらい使用しました。

1時間で全問解いて、残りの20分で不安な部分を見直しでした。

問題は後で見直すみたいなチェックがあるので気になる問題は後で見返せるのでチェックしておきましょう

  • 試験終了後

試験提出ボタンを押して簡単なアンケートに答えた後に画面上に

result: 合格の文字が。。。
実際にQiitaに書いてる文字くらいのサイズでPCの画面に出るのでポカーンとしながらもテスト会場で思わずガッツポーズをしてしましました。

まだこの段階では正式な合格ではなくGoogle側で試験利用規約に遵守しているかどうかを審査したのちに正式な合格発表がメールでされるみたいです。ドキドキです...

どれだけ正解したかなどの細かい結果は確認できません。合否のみでした。

結果

12/22日に無事結果が届きました!!

合格!!

スクリーンショット 2021-12-26 2.19.13.png

かっこいい!!最高です。

合格すると??

Google Cloud 認定資格保有者ディレクトリに登録される!!

掲載されるにはどうすればよいですか?
ディレクトリへの掲載をご希望の場合は、次の手順に従ってください。
Accredible プロフィールにログインします。
Accredible で、Google Cloud 認定資格プロフィールを [public] に設定します。この手順は新しい認定資格を取得するたびに行ってください。これにより、取得した資格がディレクトリに掲載されます。
Accredible プロフィールのディレクトリ ページにある [Profile visible in Directory] スイッチをオンに切り替えます。

自分も公開設定にして名簿に載るようにしてみましたが達成感がすごいですね

グッズがもらえる

スクリーンショット 2021-12-26 2.36.10.png

このご褒美だけでも受けて良かったと思えました笑

読ませていただいた記事

最後に

あんまりこういった文章を書くことは得意ではないのですが最後まで読んでくださりありがとうございました。
記事の内容について聞きたいことなどあれば気軽にコメントをいただければと思います。

結果として
PCAを受験することでGCPのサービスについて調べるだけでなく付随して様々な知識を得ることができましたし、実務でも実際非常に役に立ってきていると感じます。GCPの試験なのでGCP周りだけなのかというとそういうわけでもなく個人的にはサービスは違えど構築をしたいものは同じなのでAWSでもGCPでいうとーみたいな感じで考えると非常にイメージしやすくAWS関係の業務にも役立っています。

これからも もっとGCP関係の実務をこなし本物のProfessionalとなれるように頑張っていきます。

Ateam Brides Inc. Advent Calendar 2021の5日目は、@hyshrがお送りします!!どんなネタを用意してくるのか楽しみです!!

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