【PHP】数字と分解で覚えるclass（簡単）

はじめに

実務でphpに触れる事が多くなってきました。
その中で、「class」の動きがいまいち分からなかったので、自分の理解度チェックの意味も込めて記事にしたいと思います。

class

先ずは簡単なclassを使用したソースを見てみましょう！

<?php

//①クラスを定義
Class Animal{
  //④タローが代入される
  //プロパティ
  public $name;

  //⑤名前を出力させる関数を定義
  public function animalName(){
     echo $this->name;
  }
}

//②インスタンス生成
$dog = new Animal();

//③クラス内のプロパティに渡す値
$dog->name = "タロー";

//⑥関数を発動
$dog->animalName();

//⑦
//出力結果　タロー
?>

このソースを分解して見ていきましょう。

//①クラスを定義
class Animal{
}

①
今回のメインですね。
classを定義する事で、まとまった処理（関数、変数など）を作成する事ができます。
classはあくまでも「処理」のまとまりなので、classだけではプログラムは動作しません。

//②インスタンス生成
$dog = new Animal();

②
Animalクラスの処理に値（実態）を投げるため、インスタンスを生成します。

//③クラス内のプロパティに渡す値
$dog->name = "タロー";

③
実際に渡す値を代入します。
ここのnameは④の$nameへ->を使用して値を渡す感じです。

  //④タローが代入される
  //プロパティ
  public $name;

④プロパティまたはメンバ変数と呼ばれる変数です。
ここにインスタンスで生成した値が入ってきます

  //⑤名前を出力させる関数を定義
  public function animalName(){
     echo $this->name;

⑤
ここのnameは④のnameとなります。
注意として$を付けないようにしましょう。
また、なぜ$thisが必要なのかというと、変数はグローバル変数とローカル変数があります。
ただの$nameにしてしまうと、グローバル変数を指してしまうので、このclassで使用する
変数だと分かるように、$thisを付けます。

//⑥関数を発動
$dog->animalName();

⑥
最後に関数を発動させて、nameを出力させます。

自分的に最初は$this->の意味や、インスタンスってなんやねんって感じでしたけど
使っていくうちになんとなく理解できました。