2
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

PHP基礎(1)変数と型について

Last updated at Posted at 2018-10-12

#プログラムの始まりと、コメントの書き方

・・・・・・・・このタグで終わります
<?php
echo 'プログラミングを学ぼう'; // 単一行コメント
/* ↑ステートメントの終わりにはセミコロン(;)を付けます。
このように改行して何行でもOK */
echo 'PHP、こんにちは'; # シェル型単一行コメント 

#変数と型

PHPの変数は変数名の先頭に$を付けて、=の右辺の値を左辺の変数に代入する形で、型が解釈されます。

<?php
$i = 100; // これで変数$iは100という数値の入ったinteger型になります。
$a = true; // 真偽値:boolean型(true or false)
$str = 'xyz'; // 文字列:string型
$pi = 3.14; // 浮動小数点:float型

echo $str; // echoはカッコを省略できて変数の値を見るのに手軽です。
var_dump($pi);// var_dumpという関数で変数の型とバイト数も確認できます。
var_dump(gettype($a)); // gettypeという関数で変数の型を知ることができます。

$s = $str . '123'; // 文字列の連結はピリオド(.)を使います。
var_dump($s);
$sum = $i + 12; // 四則演算もできます。
var_dump($sum);

// 型判定is_int:数値であれば真となる 
if (is_int($i)) {
  $i += 123;
  var_dump($i); 
}
// 型判定is_string:文字列であれば真となる
if (is_string($s)) {
  var_dump("String:\n $s"); 
}
?>

ちなみに文字列の中で改行したい場合はバックスラッシュ(\)nと書きます。(これを特殊文字と言います)

文字列の括りで使う、ダブルクォーテーション(")とシングルクォーテーション(')の違いは次のようになります。

  • ダブルクォーテーション
    文字列中の変数を変数値に置換する。特殊文字(バックスラッシュで始まる改行など)を出力する。

  • シングルクォーテーション
    文字列中の変数を変数値に置換しない。特殊文字はエスケープする(文字としてバックスラッシュを出力する)

そのため内部的にダブルクォーテーションの方が高機能な処理を行っておりシングルクォーテーションの方が単純です。通常はシングルクォーテーションを使うようにしましょう。

##ヒアドキュメントについて

文字列リテラル(リテラルとはコード内で表現する値そのものの固定的な表記のこと)で、改行を含む長い文章を書きたいとき下記のように始まり〜終わりを示します。

$msg = <<< EOS
この文章を改行を含めて
文字列リテラルとしてコード
に書けます
EOS;

「EOS」は始まり〜終わりを示すための印で、スタートとエンドが同じであれば何でも良いです。上記の例では変数$msgに文字列を代入しています。

#nullについて

何もないことを示すnull(ヌル)という値があります。例えば

<?php
$num = null;
var_dump(gettype($num)); // => NULL
?>

というように変数にnullを代入してその変数の型を調べるとNULL型となります。null値はNULL型で唯一の取り得る値になります。

PHP基礎(2)配列>>

2
4
5

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?