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自作キーボード:Keyball44のファームウェア更新がタイムアウトするのでQMK Toolkitを使って解決した話

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おことわり

以下をご了承願います。

  • 初投稿です。よろしくお願いします。
  • 生業は製造業の製品評価につき門外漢です。内容の正確性は保障できかねます。
  • あなたもKeyballいかがですか(布教ノルマ達成) keyball44紹介

経緯

キーマップ検討にて、自動マウスレイヤ切り替え機能(AML)が必須だと感じたので、こちらの記事を参考にファームウェアの開発環境を構築したものの、
「AML使うならLEDも必須じゃね? でも工房で組んだから工具ないし...その後のマッピングもつらい…」と約半年グダグダしていた。
(お前に布教の資格はないという諸兄のお叱りの声が聞こえてきますね!)

流石に色々もったいないので情報収集からやりなおしたところ、公式ファームウェアがAML対応していたことを知る。蛇足だがリリース時期は挫折の約1~2週間後である…

とりあえずAMLだけでも有効化したくて、Remapで公式ファームウェアv.1.3.2のFLASHボタンをポチった。←今ココ

現象

で、遭遇した現象が下図。「ブートローダーは検知されませんでした」の文言が見えるが直後に「ファームウェアの書き込みに成功しました」とも言っている。

ブートローダーってファームウェアの読み書きのためのソフトじゃないんだっけ?
そいつが見つからないのに書き込みに成功してるの?? (その程度の理解です)

image.png

スクロールバーで見切れている1行も含めたログの全文は下記。最終的にタイムアウトエラーを吐いている。

Reading the firmware binary from the server.
Reading the firmware binary done.
Initialize a bootloader.
Fetching the Software Identifier.
Caterina bootloader is not detected.
Writing the firmware finished successfully.
Error: Reading bytes was timeout.

成功ならkeyballのOLEDの表示がAML対応のものに変わるはずだが、変化ないためまず更新はできていない。
なお、Remapでの通常のキーコンフィグの上書きはできるし、上書きしたキーで入力できることも確認している。

githubの関連ディスカッション

下記の関連ディスカッションが見つかった。

エラーログは本件と同じ。下記の点は異なるがあまり関係なさそう。

  • 記事はMac, こちらはWin
  • 記事は初回ビルド時, こちらはアップデート時
  • 記事はProMicroを5つ試している, こちらは実機搭載の2つしか試していない
  • 記事はKeyball39, こちらはKeyball44

最終的にQMK Toolboxというデスクトップアプリからの書き込みで解決したようだ。環境とRemapの兼ね合いで起こる不具合っぽい?

なお、記事に記載あった下記についてはこちらでも試してみたが解決しなかった。

  • PC変更
  • ブートローダ変更(Caterina ⇒ dfu)
  • USBケーブル変更
  • USBポート変更
  • KeyballのResetボタンを押してからの書き込み

QMK Toolbox でファームウェアを上書きする

手順は下記を参照した。

一応、ざっくり手順を示す。

  1. QMK Toolboxをインストール
  2. 書き込みたいhexファイルをRemapからダウンロード
  3. QMK Toolboxで2を読み込んでFLASH

これだけ。下図の表示になったらOK。
image.png

OLEDも目的のAML機能対応の表示になったことを確認できた。
次項のAMLの有効化と動作の確認もできました。

(おまけ) AMLの有効化

v1.3.2ではデフォでオフになっているので有効化する必要がある。専用のトグルキーが割り当てられているのでRemapで適当に設定すること。
詳細は下記の記事を参照。デフォで有効化する方法についても記述がある。

おわりに

自作キーボードは金銭コストもさることながら、時間も吸い取られますよね…。
引き続き気長にマッピングをやっていきます。

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