自社の勉強会でUnityを使ったAndroidアプリを作成することがあり、
その際に躓いた事象と解決策について記事にさせていただきます。
見やすいようにスクショ等も張りたかったのですが、
別ツールをインストールする際にUnityをアンインストールしたため
文章のみの記事となります。ご容赦ください。
#Unityのバージョンと作成したアプリ
Unityは2020年の6月にインストールしたので、
バージョンとしては2019年12月22日リリースのUnity 2019.4.17を使用しました。
作成したアプリについては、f-murakamiさんという方の記事
3時間で作れる割り算電卓アプリ by Unity
を参考にいたしました。
#躓いた点
基本的には問題なかったのですが、
ボタンを配置するためのCanvasオブジェクトのサイズが横長になってしまい(縦長にしたかった)、Canvasの端からのピクセル数で座標指定で配置している各オブジェクトのレイアウトがぐちゃぐちゃになり、解消までに数日を要しました。
#誰か同じ事象に遭遇していないか検索
誰か同じような事象に遭遇していないか検索をかけてみたところ、いくつも記事が出てきました。
いくつかの記事で共通している作業としては、
1.CanvasのInspectorにあるUI Scale Modeの値をScale With Screen Sizeへ変更
2.同じくCanvasのInspectorにあるReference Resolutionの値で画面の固定サイズを変更
といった感じでした。実際に閲覧したページの1つが以下です。
【Unity】UIを端末に合わせたサイズに調節する
#Reference Resolutionの値入力欄が活性にならない!
上記ページやほかの記事も閲覧して試してみたのですが
私の環境だとどうしてもCanvasのInspectorにあるReference Resolutionの値入力欄が非活性のままでCanvasのサイズを変更することができませんでした。
(原因等については不明のままです、、、)
#解決策
その後、他の設定値をいじっていき、以下の操作で何とかCanvasのサイズ変更にこじつけることが出来ました。
1.CanvasのInspectorにあるRender Modeの値をWorld Spaceへ変更
2.Rect Transformの項目が活性になるため、WidthとHeightでCanvasサイズ調整
自分への備忘もかねてこの記事を作成しましたが、
同じ事象に遭遇した方の解決の一助になれば幸いです。