vscodeからEverythingで検索する

vscode から手を離さずに Everything で検索する拡張機能を作成しました。

• 本家 Everything のようなインクリメンタルサーチ
• vscode でファイルを開く以外のアクション
  • エクスプローラを開く
  • ターミナルで開く
  • コマンドプロンプトで開く（管理者で開く）
  • PowerShell で開く（管理者で開く）
  • 関連づけされたアプリで開く
  • クリップボードにパスをコピー
• Windows から WSL のファイルも検索可能
• WSL からもファイルを検索可能

以下、README.md です。

Everything Extension

Everything を使ってファイルとフォルダを迅速に検索します。
設定によっては WSL のファイルの検索、および WSL からファイルの検索も可能です。

準備

1. Everything をインストールします。
2. Everything の [オプション]-[HTTP サーバ]から[HTTP サーバを有効]をチェックします。
   

操作

ファイルやフォルダを検索してアクションを実行

1. Ctrl + Alt + L を押します。
2. ファイル名やフォルダ名の一部を入力します。
   キー入力する毎に Everything で検索した結果を最大 32 項目表示します。
   *を入力すると表示されている項目の順序が変わります。
   
3. Enter キーで項目を選択します。
4. 選択した項目に対するアクションを選択します。
   
   • ファイルの場合
     • Open file with VS Code
     • Open folder with VS Code
     • Open folder with Explorer (Windows のみ)
     • Open folder with Terminal
     • Open folder with CMD (Windows のみ)
     • Open folder with CMD as administrator (Windows のみ)
     • Open folder with PowerShell (Windows のみ)
     • Open folder with PowerShell as administrator (Windows のみ)
     • Open file with the default application (Windows のみ)
     • Copy path to clipboard
     • Search everything
   • フォルダの場合
     • Open folder with VS Code
     • Open folder with Explorer (Windows のみ)
     • Open folder with Terminal
     • Open folder with CMD (Windows のみ)
     • Open folder with CMD as administrator (Windows のみ)
     • Open folder with PowerShell (Windows のみ)
     • Open folder with PowerShell as administrator (Windows のみ)
     • Copy path to clipboard
     • Search everything
5. アクションを実行します。

開いているファイルに対してアクションを実行

1. ファイルを開いている状態でShift + Alt + L を押します。
2. 前述のファイルの場合のアクションを実行します。

設定

Everything の HTTP サーバのポート番号が 80 番以外の場合

Everything の HTTP サーバのポート番号が 80 番以外の場合は、vscode の[設定]から HTTP サーバの URL をhttp://localhost:ポート番号に変更します。

WSL のファイルを検索する場合の設定

WSL のファイルを検索する場合は、 Everything の [オプション]-[検索データ]-[フォルダ]に\\wsl.localhost\ディストリビューション名を追加します。

WSL からファイルを検索する場合の設定

WSL からファイルを検索する場合は、Windows Defender ファイアウォールの受信規則を追加します。

1. 以下の内容で新たに受信規則を作成します。
   • 規則の種類
     • ポート番号で規則を作成
   • プロトコルおよびポート
     • TCP
     • 特定のローカルポート：80 もしくは Evertything の HTTP サーバのポート番号
   • 操作
     • 接続を許可する
   • プロファイル
     • ドメイン
     • プライベート
     • パブリック
   • 名前
     • 名前：任意、（例）wsl-to-localhost-port-80
2. 作成した受信規則を開き WSL からのみ接続するよう制限設定します。
   • スコープタブ
     • リモート IP アドレス：172.16.0.0/12