Mac の多い環境などで重宝する mDNS
サービス(DNSサーバが居なくても .local でLAN上ホスト同士が名前解決して通信出来る機能)が、ubuntuのポイントアップデート後に機能しなくなってしまいました。
推測ですが、初期インストール時と異なるNICを使用している
と発生する気がします。
(今回は、二台とも 10GbE対応マシンだったのですが、セットアップした人が 1G専用ポートの方に刺して作業したっぽい)
netplan
周りによりスマートな解決策がありそうな気もしますが、今回は手っ取り早く avahi-daemon
の設定ファイルを弄ってサービスを再起動して対応しました。
NICを差し替える予定がない限りこれで大丈夫かと思います。
ubuntuではこのファイルを編集
sudo nano /etc/avahi/avahi-daemon.conf
ファイルの上の方に下記の項目がありますので、一箇所書き換えて保存
[server]
#host-name=foo
#domain-name=local
#browse-domains=0pointer.de, zeroconf.org
use-ipv4=yes
use-ipv6=yes
allow-interfaces=enp6s0 # <- このコメント解除して実際に使っているインタフェース名を記載
#deny-interfaces=eth1
#check-response-ttl=no
サービスをリスタート
sudo service avahi-daemon restart
これで外部からまた無事に見えるようになりました!
この間 .local では名前解決できませんが、
IP直打ちや、他のインタフェース(ウチではWireguard)経由などでログインして上記対応をすれば .local でのアクセスが復活できます。