※こちらの記事は書籍の自分用まとめです
『プログラミング未経験の文系が独学で年収1000万ITエンジニアになるための入門書』は2年前に自分がWeb業界に興味を持ち、プログラミング学習を始めようと思っていたときに1度読んだ本でした。今回は、そんな懐かしの本を少しは実務経験を積んだ今だからこそ、初心を思い出すべく改めて本書を読んで今(2023.09.17)の自分にとって重要だと感じたところをまとめます。
ITエンジニアの仕事とは
ITエンジニアはSE(設計)とPG(構築)のどちらも全てをできる必要がある。結果、難しいプログラミング言語を駆使する能力よりも、クライアントが求めるシステムを作れるかどうかということが重要。
☞ 技術はただの道具
※顧客価値にまったく寄与しないこだわりは自己満足でしかない
稼げる(優秀な)エンジニアになるために必要なこと
稼ぐために必要なのは専門知識だけではないので、技術スキルが自分より上であるのに給料は自分よりもらってなかったりすることがありえる。そこには、交渉力やコミュニケーション能力、提案能力(ヒアリング能力)といった「営業能力」が関わっており、顧客の要望を正確に理解する力、聞き出す力はとても重要。作れるだけでなく、「顧客の要望をくみ取って作れる力」が高報酬には必要。受け身の姿勢はダメ。
☞ 技術オタクのみになってしまうことに気をつける
プログラミングを学んだあとに
お金について
お金を稼ぐことは個人であっても事業である。そして事業とは投資対効果、数値として実現性があるかどうかを分析し、事業として収益化を早めることの価値を認識する。
☞ 目的地を意識
フリーランスと会社員
フリーランスの年収1000万円はサラリーマンの年収1000万円とは別物。フリーランスなら、雇用形態も意識。
技術以外の能力
エンジニアとしてある程度キャリアを積んだら、ビジネススキルを伸ばしてコンサルティングの領域に進むべき?こちらのほうがより上流なので顧客価値が高い、すなわち稼げる。ただそのときにはやはりコミュニケーションの能力があるとか営業能力、そしてマーケティング能力が問われることに注意してください。
例えば医者でも、ある一定のスキルと実績があれば、人がよさそうに見えたり、親身に笑顔で話を聞いてくれたりする人、要点を分かりやすく簡潔に伝えられる人が高い評価を受けるでしょう。こうした能力は後天的に磨かれるものであるから、投資していくことが大事である。
技術能力は顧客の売上を伸ばしたり、問題を解決するための道具である。顧客から正しいニーズを吸い上げて、顧客に貢献すること、この分析と提案ができることが一番重要。