ExcelでShift JISへの文字コード変換をしたかったのですが、標準でExcelに搭載されている関数になかったので、情報を集めながら作成したときのノートを書きたいと思います。
・環境
Windows :11
Excel :バージョン 2023
参考サイト
-「ExcelマクロVBA入門編」
https://excel-ubara.com/excel_vba1.html
-「VBAでの文字コードの取得」
https://office-fun.com/dev-vba-character-encoding/
-「Office VBA リファレンス」
https://learn.microsoft.com/ja-jp/office/vba/api/overview/
目次
作業準備
用語としては聞いたことがあったのですが、そもそもVBAとは何か、マクロを使うため準備は何をしたらよいかがわからなかったので、以下のサイトを参考にExcelを触りながら理解をしていきました。
ClosedXMLを触っていたので、セル範囲の指定などは、比較的簡単に理解することができました。
-「ExcelマクロVBA入門編」
https://excel-ubara.com/excel_vba1.html
用語整理
参考サイトのわからなかった部分をまとめます。
-「VBAでの文字コードの取得」
https://office-fun.com/dev-vba-character-encoding/
使っているデータの型
データ型 | 概要 | 用途 |
---|---|---|
Long | 長整数型 | -2,147,483,648 ~ 2,147,483,647の範囲の整数 |
String | 文字列型 | 最大約20億文字までの文字列を表現 |
Variant | バリアント型 | すべてのデータを表現 |
関数
関数名 | 引数 | 返り値のデータ型 | 用途 |
---|---|---|---|
CLng | 任意のString型または数式 | Long型 | 引数を評価し整数型を返す/16進数→10進数に変換 |
Mid | String型, Long型 [,Variant型(Long型)] | String型 | 第一引数のString型をLong型指定の位置から切り抜く。開始位置の添え字は1 |
実行
開発のマクロから参考サイトの関数を登録することでShift JISへ変換関数を実行することができました。
まとめ
マクロを初めて使ってみてExcelにこんな使い方があるとは知らなかったです!
VBAの知識を広げて定型的に行っているOfficeアプリ系の事務処理を楽にできたらいいなと思いました!