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会社を辞めても大丈夫!エンジニアが知っておくべき失業保険のすべて

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「会社を辞めたいけど、生活が不安…」そんな悩みを抱えている人はいませんか?実は退職後も一定期間は、失業保険で給付金を受け取ることができます。失業給付は次の仕事が見つかるまで、生活を支えてくれる心強い味方です。私も以前にエンジニアとしてのキャリアアップを目指して退職し、失業給付を受けた経験があります。

今回の記事では失業給付の受給資格や手続き方法、注意点などを詳しく解説します。この記事を読めば、以下のことが分かります。

  • 退職後に失業保険を受けられる条件
  • 失業給付の手続き方法
  • 失業給付を受け取る際の注意点

失業保険とは?受給条件と給付額・期間は?

失業保険は雇用保険制度の一環として、会社を退職して無職になった人に対して、一定期間に渡り基本手当を支給する公的な制度です。会社に雇用されている期間中は、本人と会社の双方がそれぞれ一定の保険料を納めています。

その後失業状態になった際に、保険金として手当が支給されるという仕組みです。働いているうちに積み立てた保険料が、いざという時の生活費として支払われるのが失業保険です。働く人々の生活の安定を図ることを目的とした、国が運営する社会保障制度の一つとなっています。

失業保険の受給条件

失業保険を受給するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。主な受給要件は以下の通りです。

  1. 働く意思と能力があるが、失業状態である
  2. 雇用保険の加入期間が一定期間以上ある
  3. ハローワークで求職の申し込みをしている

>> 失業保険の詳しい受給条件はコチラ!

失業保険の給付額と期間

失業保険の給付額

失業保険の給付手当日額は、以下のような計算で求められます。

  1. 離職前の6ヶ月間の賃金総額(賞与を除く)を180で割って、1日あたりの賃金日額を算出する
  2. 年齢・賃金に応じた給付率(80%~45%)をかけて、給付手当日額を計算する
  3. 給付月額を知りたい場合は、先ほど導いた給付手当日額に月の日数をかけて計算する

ごちゃごちゃと分かりにくいかと思いますが、簡単に言ってしまうと離職前の給料の8割程度もらえるというイメージでいてください。詳しくは失業保険受給申請のときに、ハローワークの職員の方が教えてくれます。

>> 失業保険の給付率について詳しく知りたい方はコチラに早見表でまとめています

失業保険の給付期間

失業保険の受給期間は、年齢と被保険者期間によって異なります。長い期間働いていれば、長期間の受給が可能になります。自己都合退職の場合、具体的な受給期間については以下の通りです。

  • 雇用保険加入期間:10年未満
    →受給期間:90日

  • 雇用保険加入期間:10年以上20年未満
    →受給期間:120日

  • 雇用保険加入期間:20年以上
    →受給期間:150日

>> (補足)会社都合または自己都合(特定理由離職者)の場合の受給期間

失業保険受給の流れ

こちらでは失業保険を受給する方法について、私の実体験を踏まえてご紹介します。以下が失業保険受給の流れとなります。

  1. ハローワークで失業保険の受給手続きをする
  2. 雇用保険説明会に参加する
  3. 失業認定日にハローワークに行く

私が失業保険を受給したのは自己都合退職の場合となりますので、こちらの説明も自己都合退職が中心となります。会社都合退職の場合などは、手順が異なる可能性がありますのでご了承ください。

ハローワークで失業保険の受給手続きをする

まず失業保険給付にあたって、以下必要書類の用意を行ってください。

>> 失業保険受給手続きに必要なもの一覧

これらの書類を持って、最寄りのハローワークへと向かいます。行ったら職員の人が丁寧に申請方法を教えてくれるので、指示通りに申請を行ってください。

雇用保険説明会に参加する

申請時にハローワーク職員から説明がありますが、約2週間後に「雇用保険説明会」というものに参加する必要があります。1時間半~2時間程度、雇用保険や転職活動に関して説明が行われます。雇用保険説明会に持参するものとして、以下のようなものがあります。

>> 雇用保険説明会に必要なもの一覧

雇用保険に関して網羅的に説明が行われ、結構自分には関係のない会社都合退職などの内容も含まれているので長く感じます。ただ基本的に座って、話を聞いているだけなのでがんばってください。

失業認定日にハローワークに行く

Unemployment-Certification-Rules.jpg

失業保険を受給するための大切な手続きが失業認定です。失業認定を受けなければ、失業給付を受け取ることができません。失業認定は一定期間(おもに4週間)ごとに、ハローワークで行われます。この失業認定では、次の2点を確認されます。

  1. 真に失業状態にあること
    期間中、就労していないことを確認されます。アルバイトなども含め、収入を伴う就労はできません。

  2. 積極的に就職活動を行っていること
    期間中の求職活動状況を確認されます。ハローワークの紹介に応募したり、自身で企業に応募するなどの活動実績が求められます。

>> 【解説】求職活動実績とは?

>> 求職活動実績をすぐに簡単に作る裏ワザ!

>> 失業認定に必要なもの一覧

失業認定での注意点

初回認定

Notes-for-initial-unemployment-certification.jpg

>> 初回認定の注意点を詳しく解説!

自己都合退職の場合の失業認定2回目

Second-unemployment-authorization-in-case-of-resignation-for-personal-reasons.jpg

>> 失業認定2回目の注意点を詳しく解説!

まとめ

今回はキャリアアップしていエンジニアに向けて、失業保険に関する知識と実際のもらい方まで実体験の情報を交えながら共有いたしました。キャリアアップのために必要な退職を、お金の心配で諦めてしまうのはもったいないです。しばらくの間は給料の80%くらいのお金をもらうことができるので、これを活用してキャリアアップをしていきましょう❗

おまけ

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