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HSP(繊細さん)はITエンジニアに向いている?向いてない??

Last updated at Posted at 2024-05-21

あなたは、周囲の刺激を受けやすく、疲れやすいと感じたことはありませんか?人一倍、共感力や洞察力に優れていると感じたことはありませんか?もしこれらの特徴に当てはまるなら、あなたは「HSP(Highly Sensitive Person)」かもしれません。HSPは生まれつき感受性が強く、敏感な気質を持つ人です。実は私自身も、HSP気質を持つ人のひとりです。

ITエンジニアという仕事は、情報過多や人間関係のストレスなど、HSPにとって負担が大きい環境です。しかしHSPの繊細さは、集中力や問題解決能力、コミュニケーション能力など、ITエンジニアにとって重要なスキルにもつながります。こちらではHSPでエンジニアの私が、HSPであるITエンジニアの強みや課題、活躍するためのヒントを紹介していきます。

そもそもHSP(繊細さん)とは?

HSPとは、「Highly Sensitive Person」の略で、日本語では「非常に感受性が強く、敏感な気質を持つ人」という意味です。最近では「繊細さん」なんて呼ばれ方もします。アメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士によって提唱された概念で、全人口の約15~20%、5人に1人はHSPであると言われています。

HSPの特徴

HSPの特徴として、以下のようなものがあります。

  • 五感の感覚が敏感
  • 共感力が高い
  • 深く考える
  • 疲れやすい
  • 一人で過ごすのが好き
  • 人の気持ちに敏感
  • 責任感が強い
  • 美的感覚が優れている
  • 想像力豊か
  • 直感力に優れている

ちなみに誤解されている人も多いですが、HSPは病気ではありません。HSPは病気や障害ではなく、生まれ持った単なる気質です。そのためHSPであることを否定したり、克服しようとする必要はありません。

HSPのメリット・デメリット

上記の特徴を踏まえて、HSPのメリット・デメリットを紹介します。HSPのメリット・デメリットは、以下の通りです。

【メリット】

  • 周囲の環境や人の気持ちに気を配ることができる。
  • 物事を深く考え、洞察力のある意見を述べることができる。
  • 創造力や想像力に富んでいる。
  • 感受性が豊かで、芸術や音楽などを楽しむことができる。

【デメリット】

  • 刺激を受けやすく、疲れやすい。
  • 人の気持ちに影響を受けやすい。
  • 完璧主義な傾向があり、自分を責めやすい。
  • 周囲に理解されにくいと感じることがある。

HSPの特徴とITエンジニアの仕事との関係

HSPの特徴は生きづらさを感じるものもありますが、この特徴をうまく活用できれば大きな強みにすることもできます。私はITエンジニアとして働いているので、その中で感じたHSPの強みと課題について紹介します。

ITエンジニアとして活かせるHSPの強み

HSPには繊細で敏感な一面がありますが、ITエンジニアとしてこれらの特性を強みに変えることができます。強みとなる特徴は以下です。

  • 要件を詳細に捉える力
  • 利用者視点のモノ作り
  • 倫理的配慮
  • 豊かな創造性の発揮
  • 細かい注意力

このようにHSPが持つ感受性の強さや繊細さは、ITエンジニアの様々な場面で大きな武器となり得ます。上手く長所を伸ばしていけば、HSPならではの価値あるサービス・製品を生み出せるはずです。

HSPのITエンジニアが抱える課題

HSPの人がITエンジニアとして活躍する上で、課題も存在します。課題は以下の2つです。

  • 過剰な刺激
  • ストレス

HSPの方はこれらにものすごく弱いので、何かしらの対策を考えましょう。

まとめ

今回はHSPの人はITエンジニアに向いているのかというテーマで、自身もHSP兼ITエンジニアの私が向き不向きについて紹介しました。HSPの人には苦手なことも多いですが、得意なことをうまく活かせれば強烈な強みになります。

ITエンジニアという職は働き方が多様なため、苦手なことを避けやすい環境です。HSPはステータスだと思って、うまく活用していきましょう:bangbang:


こちらの細かい解説について、以下にあります。より深く内容を知りたい方はぜひコチラをご覧ください。

おまけ

>> プログラミング未経験からエンジニアになるための3STEP学習法


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