[Processing&Java] 数字を順番に足していくやつ…

問題

　今度もまた数字ゲームだが，学生が別な問題を持ってた。「２人がお互いに最初は両手の指を１本ずつ立てた状態でスタートして，自分がどちらかの手で相手のどちらかの手を指すと，自分のその手の立っている指の数だけ，指された相手の手の指をさらに立てる，ということをお互いに繰り返していき，先に相手のどちらかの手の５本の指をすべて立てた方が勝ち，というゲーム」なのだそうだ。

とりあえず書いてみる

　学生に，最初の部分だけ例を示してみた。ゲームの進め方は，次のようになるだろう。

1. 自分のターンでは，まずどちらの手を選ぶかを入力
2. 次に，相手のどちらの手を指すかを入力
3. 相手の手の指の本数を再計算する
4. 相手のターン
5. …
   　画面表示と相手（コンピュータ）のターンの処理はまだ書いていないが，自分で書いてみてくださいね！
   　ここでも，データをどのように表現するかがポイントになってくる。さらにもう一つ，Processingならではの工夫のしどころとして，２つの情報をキーボードで入力する必要があるが，その度にkeyPressed()が呼ばれるため，入力モードを保持してキーが入力されるたびにモードを遷移させるアルゴリズムが必要である。変数の使い方として，値そのものが意味を持つ使い方と，もう一つ今回のように状態を表す使い方とがあるが，前者よりも後者の方が初心者にはわかりづらいようである。

int keyIndex = -1;

int you_right = 1;
int you_left = 1;
int cmp_right = 1;
int cmp_left = 1;

int choosednum = 0;

int mode = 0; //0 ... choose my hand, 1 ... choose cmp hand

void setup() {
  size(320, 200);
  noStroke();
  background(0);
}

void draw() { 
  // keep draw() here to continue looping while waiting for keys
}

void keyPressed() {
  if (key != 'r' && key != 'l') {
    // error
    keyIndex = -1;
  } else {
    if(mode == 0)[
      swich(key){
        case 'r':
          choosednum = you_right;
          break;
        case 'l':
          choosednum = you_left;
          break;
        default:
          break;
      }
      mode ++;
    }
    else{
      swich(key){
        case 'r':
          cmp_right += choosednum;
          break;
        case 'l':
          cmp_left += choosednum;
          break;
        default:
          break;
      }
      
      // Computer turn
      
      //
      
      choosednum = 0;
      mode = 0;
    }
  }
}