【Andoroid】フラグメントマネージャーのすゝめ①【FragmentManager】

FragmentManagerについてまとめてみました。
長くなるので何回かに分けます。。。

FragmentManagerとは？

FragmentManagerとは、Androidアプリでフラグメントを管理するためのクラスです。
動的に画面を変更したり、異なるフラグメントを組み合わせて柔軟なUIを構築することを実現できます。

前準備

トランザクションの開始

トランザクションとは一連の処理をまとめ、それを一括で処理するための単位です。
fragmentManagerを使ったフラグメント管理には、まずトランザクションを開始する必要があります。
beginTransaction メソッドを使用することでトランザクションを開始できます。

val fragmentManager = supportFragmentManager
//フラグメントのトランザクションのインスタンスを取得
val fragmentTransaction =　fragmentManager.beginTransaction()

フラグメント管理

トランザクションが開始出来たら、フラグメントの管理をすることができます。
今回は、一番シンプルなフラグメントの追加・削除・置換について紹介します。

フラグメントの追加(add)

addメソッドを使うことでフラグメントを追加することができます。
add メソッドは新しいフラグメントを追加するため、同じコンテナに既に表示されているフラグメントがある場合は、新しいフラグメントが上に重ねられる形で表示されます

val fragmentManager = supportFragmentManager
val fragmentTransaction = fragmentManager.beginTransaction()
//　第一引数 R.id.containerはフラグメントを表示するレイアウトコンテナのID
//　第二引数 上に重ねるFragment
fragmentTransaction.add(R.id.container, fragment()) 

フラグメントの削除(remove)

removeメソッドを使うことでフラグメントを削除することができます。
削除されることでUIからの表示が消えます。
またそれに関連するUIコンポーネントも画面から消えます。

val fragmentManager = supportFragmentManager
val fragmentTransaction = fragmentManager.beginTransaction()
val fragment = fragmentManager.findFragmentById(R.id.container)
    //
fragment?.let {
    fragmentTransaction.remove(it)
｝
fragmentTransaction.commit()

フラグメントの置換(replace)

replaceメソッドを使うことでフラグメントの置換をすることができます。
指定されたコンテナ内の現在のフラグメントを取り除き、新しいフラグメントを追加します。

 val fragmentManager = supportFragmentManager
val fragmentTransaction = fragmentManager.beginTransaction()
//第一引数　置き換わる元になるコンテナID
//第二引数　新しくUIに表示したいフラグメント
transaction.replace(R.id.container, newFragment)
fragmentTransaction.commit()

トランザクションのコミット

一番最後にfragmentTransaction.commit()というメソッドがありましたよね。
フラグメントの追加や削除、置換を行うには最後にコミットする必要があります。
トランザクションをcommitメソッドで確定させ、フラグメントの変更を実際に適用します。

fragmentTransaction.commit()

最後に

FragmentManagerを使った、フラグメントの管理について学べました。
開発をしていて疑問に思っていたので少～しすっきりしました。