はじめに
趣味でYouTubeLiveのコメントを取得して、Unityで表示するアセットを作った。
「Text Mesh Proつかっていろいろ演出できるじゃん!」と思って、いろいろなVTuberさんの配信をサンプルとして取得していたのだが、結構海外の人も見ている模様。
特に韓国の方は多そう。
Text Mesh Proで日本語を扱う記事は多かったが、中国語や韓国語はチョットワカラナイ・・
調べました。
環境
Unity 2018.2.11f1
NotoSansCJKsc (簡体字 Simplified Chinese)
NotoSansCJKkr (ハングル)
フォントアセットを作る
Unityのツールバーから、
Window -> TextMeshPro -> Font Asset Creator
で作成できる。
簡体中国語
たまたま中国語が読めたので、中国サイトをいくつか調べてみたところ、
中国の方はUnicodeの中国語領域である0x4E00 ~ 0x9FBFを指定してフォントアセットを作っていた。
4E00-9FBF
十進数にすると19968-40895なので約2万文字。
この量は8192x8192じゃないと収まらない。
できた。すごい量・・・。
韓国語
韓国語って文字少ないイメージあるけど、どうなんだろう。
韓国語は読めなかった。
Unicodeの領域を調べよう。
メモ帳を起動してIMEPadを開いてみた。
NotoSansCJKkrフォントで使えるよう文字を調べたいので、右上でインストールしておいたフォントに切り替える。
一部非対応っぽい文字を除いて、母音や子音を含めると、
どうやら
0x1100-0x115E
0x1161-0x11F0
0x3131-0x318E
0xAC00-0xD7A3
0xA960-0xA97C
0xD7B0-0xD7C6
0xD7CB-0xD7FB
1100-115E,1161-11F0,3131-318E,AC00-D7A3,A960-A97C,D7B0-D7C6,D7CB-D7FB
が範囲のようだ。
多くない?
0xAC00-0xD7A3は44032-55203だから一万文字超えてる。
予想より多かったが、8192x4096でいけそう。
感がそう告げている。
できた。
これもすごい量だ・・・。
使用してみる
とにかく、出来たし使ってみよう。
準備
フォントアセットが複数あるので、一つのアセットに紐づけを行う。
Fallback Font Assetsのリストに追加することで、使用しているフォントアセットで見つからないフォントがあった場合、リストの中から探してくれるみたい。
確認
最近中国語圏で熱いと噂の神楽めあちゃんがちょうど配信していたのでテスト
韓国の方がwebカメラ配信していたのでテスト(なに書いてあるかわからない)
だいたい大丈夫そう。
絵文字は対応しきれていないから表示できていないみたい。🥁