動機
- Froggyみたいに片手で全てのキー入力を済ませて、もう片方の手は別のことに使いたい・・本のページをめくったり、ポテチをつまんだり
- キーボードをコンパクトにして机の片隅において、机の真ん中は別のことに使いたい・・はんだごてを置いたり、ノートを広げたり
- 完全に新規の配列を覚えるのはきついので、体に染みついているQWERTY配列をなるべく生かしたい
- キー配列を自分好みにカスタマイズしたい・・楽しそうだし、覚えるのも楽なはず
前提
- Helixベース(縦5行、横7列でコントローラ部を除いた32キー)
- 左手用
コンセプト
出来上がり
成果
- 目論見通り、使い始めてすぐでもキーの位置がわからなくてイライラすることは殆どなかった(キーキャップは刻印なし)
- 格子状のキーボードに慣れるまで、隣のキーも同時に押してしまうミスタイプが多かったが、じきに慣れていった
- 数週間、暇な時間に適当な文章を入力する程度の練習で、さほどストレスなく、思考の邪魔をすることなく入力できるようになった
- 机上の省スペースになるだけでなく、手首もほとんど動かさなくていいこのスタイルは、がんがんに入力速度を求めるような場面以外では常用してもいいのではないかと感じ始めた
- このキー配列をPOEUT配列と命名する
感想・学んだこと
- 自作キーボードについても何も知らなかった初心者(私)が、作って動かすだけならほぼ一日で思ったようなものが作れるという今の環境は素晴らしい
- 片手キーボードはフルキーボードに比べてかかるパーツ代も安く、得られるもの(机上スペースなど)も大きく、練習も含めた趣味性も高いので、もっと愛好家がふえてもいいと思う
- Windowsログインで数字を含むパスワードを使う場合、KC_P0~KC_P9のキーコードだと数字が入力できない。KC_0~KC_9のキーコードを使うこと。
参考リンク
- 遊舎工房 ・・自作キーボード専門店
- QMK Configurator ・・キーマップを作製できるWebサービス
- QMK Toolbox ・・QMK Configuratorで作成したキーマップ(ファームウェア)をコントローラへ書き込むツール
謝辞
- Helixを開発された ないん様、Froggyを開発されインスパイアを頂いたtakuma様に謝意を表します