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非公開のSolidityをリバースエンジニアリングするJEB Smart Contract Decompilerの使い方

Last updated at Posted at 2022-02-03

JEB Smart Contract Decompiler

今回の記事では、こちらのJEB Smart Contract Decompilerの無料版デモを使って、非公開のSolidityのコードをリバースエンジニアリングしていきます。NFTや、マーケットプレイスのコードが公開されていない場合、こういったツールを活用して分析していくと便利ですので、試してみてください!

JEB Smart Contract Decompilerの起動

こちらのダウンロードページからダウンロードしていきます。

僕はMacbook Airを使っているので、こちらのstartupガイドに記載されているように、ダウンロードして解凍したフォルダの中に入っている下記プログラムを立ち上げます。

jeb_macos.sh

今回はデモ版を使用しているので、デモ版の制限の紹介と、ライセンス作成ののち、下記画面が立ち上がれば起動成功です。

Screen Shot 2022-02-03 at 15.56.45.png

Decompile手順

File -> Open smart contractを選択

Screen Shot 2022-02-03 at 19.53.30.png

コントラクトアドレスを入力し、Downloadをクリックし保存場所を決めたらOKを押します。

Screen Shot 2022-02-03 at 19.54.46.png

こちらの細かい設定は、今回はあまり詳細に確認していません。OKを押して次に行きます。

Screen Shot 2022-02-03 at 19.55.28.png

次にこちらからDecompileをクリックすると

Screen Shot 2022-02-03 at 19.58.54.png

このようにDecompileした結果が表示されました!

Screen Shot 2022-02-03 at 19.59.13.png

こちらのツールはsolidityのversionも確認できました。

Screen Shot 2022-02-03 at 20.18.43.png

今回使用しているのはデモ版なので、コピーができなかったり、一部Decompileされない等の制限がありましたが、分析結果の精度は高そうです!下記で紹介しているブラウザで動作するツールと比べて、セットアップに少し手間がかかりますが、よければ試してみてください!

関連ツール

こちらの記事でも紹介しているツールはブラウザ上で処理が完結するのでよりお手軽に試すことができます。こちらもぜひ試してみてください!

ありがとうございました!

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