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SORACOM LTE-M Buttonの使い方(AWS IoT編)

Last updated at Posted at 2020-05-01

#LTE-M buttton と AWS サービスを連携させる方法

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AWS lambdaを動かすには、いくつかのパターンがある
https://dev.soracom.io/jp/design_patterns/soracom_aws/

FUNCを使うのが一番楽ですが、lambda以外を使うこともあるので
FUNNELで検討。
※ powered by AWS の場合は、ほぼAWS側で設定が完了する。

★FUNNELを利用してlambda(S3、SNS)と連携する構成 
LTE-M buttton → SORACOM(FUNNEL) → AWS (IoT Core) →AWS(ルールに登録したリソース)

ルール 
a) S3に格納
b) SNS通知
c) lambda実行

★設定方法
①【SORACOM】SIM設定(登録、グループ)
   SIMの初期登録 SIMに名前をつける (例) mycard
グループ作成  グループに名前をつける (例) AWS_IOT
   ※SIMに直接設定をすることは出来ない。グループに対して、設定を行います。

②【AWS】
a) S3バケットを作成する
b) SNSトピックを作成し、サブスクライブ先を登録
c) lambda関数を作成する。

③【AWS】 Iot ルール設定
  ・名前をつける:分かりやすい名前
  ・ルールクエリステートメントを設定する: SELECT * FROM 'button_topic/#'
    ※button_topic はLTE BUTTONの識別子(固定)
    Iotキューには様々なデバイスからのメッセージが入るので
    LTE BUTTONのメッセージが来たことを、上記SQLで判定する。
 
・アクション
   a) S3バケットを指定する
   b) SNSトピックを指定する (RAW指定) ※JSONだとうまく通知されませんでした。
   c) lambda関数を指定する。

④【AWS】 IAMの設定
  “AWSIoTDataAccess” ポリシーを付与した、新規IAMユーザを作成する
   APIアクセスにチェックをいれて、アクセスKEY、アクセスIDを取得する。

⑤【SORACOM】SORACOM Air for Cellularの設定
  ・[バイナリパーサー設定] を ON
  ・フォーマット: @button

⑥【SORACOM】FUNNNELの設定
  ・[バイナリパーサー設定] を ON”
  ・転送先サービス: AWS IoT
  ・転送先 URL:
   https://AWS IoT Core の設定でメモしたカスタムエンドポイント/button_topic/data
  ・認証情報
   ID: 分かりやすい名前をつける
   AWS Access Key ID、AWS Secret Access Key を登録する。

★動作確認
⑦【SORACOM】LTEbuttonのクリック

⑧【AWS】 CloudWatchログの確認
   a) S3バケットの中身を確認
   b) SNSトピックのサブスクライブを確認
   c) lambdaログ(CloudWatch)を確認する。

#番外編 簡易GPS機能

Harvest というサービスを使います。
 
①SIM管理コンソール
当該デバイスのグループをクリックして、グループ設定 harvest Data をONにsave

設定はこれだけです。

②ボタンをクリック

③当該デバイスにチェックをいれて、Action→HarvestData をクリック

一番右のGoogleMapぽいアイコンをクリックすると、自分(ボタン)の位置が地図上に表示されます。

メッセージの中には、常に位置情報が含まれていますが、HarvestDataを利用すると
グラフィカルな状態で確認できます。

精度はイマイチですが、十分楽しめます。

製品マニュアル
https://dev.soracom.io/jp/air_cellular/what-is-air-for-cellular/

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