対象
- 未来の自分😊
- 以下の前提に該当する方
前提
- Git bashをインストール済み
- Git bashにて、ユーザー名とメールアドレスを登録済み
- Git hubのアカウントを作成済み
- Git hubにて、リモートリポジトリを作成済み
以下のサイトを参考にしています。
本題
まず、始めにすることはユーザー名とメールアドレスの登録です。
以下のコマンドで設定状況を確認します。
# 設定のリストを取得
$ git config --list
現在、設定されているuser.nameとuser.emailを確認します。
$ git config --list
diff.astextplain.textconv=astextplain
filter.lfs.clean=git-lfs clean -- %f
filter.lfs.smudge=git-lfs smudge -- %f
filter.lfs.process=git-lfs filter-process
filter.lfs.required=true
http.sslbackend=openssl
http.sslcainfo=C:/Program Files/Git/mingw64/etc/ssl/certs/ca-bundle.crt
core.autocrlf=true
core.fscache=true
core.symlinks=true
pull.rebase=false
credential.helper=manager
credential.[https://dev.azure.com.usehttppath=true](https://dev.azure.com.usehttppath=true/)
init.defaultbranch=main
# 以下の部分です。
user.name=登録しているユーザー名
user.emai=登録しているメールアドレス
core.editor=code --wait
status.showuntrackedfiles=all
今回、私は以前に登録済みだったのでこのまま進めていきます。
今回は例として、githubディレクトリ
の配下に、sampleディレクトリ
を作成します。
後ほど、このsampleディレクトリにGit hubからプル
します。
# ディレクトリを作成し移動。
$ mkdir github
$ cd github
# その下に再度、ディレクトリを作成し移動。
$ mkdir sample
$ cd sample
以下コマンドを実行し、作成したリポジトリをローカルリポジトリにします。
# 現在いるsampleディレクトリの配下に.gitファイルが作成される。
$ git init
Initialized empty Git repository in C:/Users/ディレクトリ名/github/sample/.git/
次に、Git hubのリモートリポジトリとローカルリポジトリを紐付けます。
# /リモートリポジトリ名.gitを指定。
$ git remote add origin https://github.com/user/sample.git
いよいよ、Git hubのリモートリポジトリからローカル環境にファイルを複製します。
# 今回は、リモートのmainブランチからローカルのmainブランチに複製。
# origin/ mainの方がリモートブランチ
$ git pull main origin/ main
次に、トラッキングの設定をします。
トラッキング(追跡)することで、これ以降、プルをするときにブランチ名を指定しなくて良くなります。詳細は後述します。
ここでは、ローカルのリモートリポジトリを更新します。
# リモートリポジトリから最新の情報を取得。
$ git fetch
リモートリポジトリとローカルリポジトリのトラッキング設定をします。
# リモートブランチとローカルブランチをトラッキング
$ git branch --set-upstream-to=origin/main main
ここからは、トラッキングの方法について整理していきます。
以下の3つのGitコマンドについて説明します。
-
git branch --track [new-branch] [remote-branch]
- このコマンドは、指定されたリモートブランチを基に新しいローカルブランチを作成し、そのブランチがリモートブランチを追跡するように設定します。この操作は、新しいブランチを作成する際に追跡関係も同時に設定するために使われます。
-
git checkout -b [new-branch] [remote-branch]
- このコマンドは、リモートブランチを基に新しいローカルブランチを作成し、その新しいブランチに直ちに切り替えます。このコマンドにより、新しいブランチが自動的にリモートブランチを追跡するように設定されます。
-
git branch --set-upstream-to=[remote-branch] [branch]
- 既存のローカルブランチに対して、特定のリモートブランチを追跡するように設定するコマンドです。これは、既に存在するブランチの追跡ブランチを変更するか、新たに追跡関係を設定する際に利用されます。
それぞれのコマンドは、新規ブランチ作成時、ブランチ切り替え時、既存ブランチの設定変更時に適しています。
追跡ブランチの役割は、データ同期とステータス情報を確認できることです。
-
データ同期:追跡ブランチが設定されていると、
git pull
またはgit push
を実行する際にリモートブランチ名を指定する必要がなくなります。これにより、作業効率が向上します。 -
ステータス情報:
git status
コマンドを使用すると、リモートブランチとの間でのコミットの差異が表示されるため、作業の進行状況が明確になります。