これは
本稿は、wsl2環境にsshログインするまでに私が実施した手順をまとめたものです。なお、認証方法はパスワード認証です。
環境
OSはWindows 11 Home(21H2)
, wslはUbuntu 20.04 LTS
です。
手順
1. ホスト鍵を生成
ssh接続のためホスト鍵を作成します。
$ sudo ssh-keygen -A
ssh-keygen: generating new host keys: RSA DSA ECDSA ED25519
2. sshdのパスワード認証を許可
sshdのパスワード認証を許可するため、/etc/ssh/sshd_config
のPasswordAuthentication
をyes
に設定します。
$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
- 変更前
PasswordAuthentication no
- 変更後
PasswordAuthentication yes
3. sshdの自動起動を設定
wsl環境ではsshdは自動起動しないため、/etc/wsl.conf
の設定でwsl起動時にsshdが自動起動するように設定します。
$ sudo vi /etc/wsl.conf
- 追記
[boot]
command = service ssh start
4. ssh接続する
teratermなどでssh接続をします。なお、wsl環境へはlocalhostを指定することで接続できます。
これは、下記に示す通りlocalhostForwarding
の設定がデフォルトtrue
に設定されているためです。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/wsl-config#configuration-setting-for-wslconfig
以上です。Enjoy!!