Q111. 営業担当者は, Salesforceで終日の行動をどのように作成すればよいか?
解答: イベントの終日イベントチェックボックスをオンにする.
解説
終日イベントチェックボックスをオンにすることで, イベントは終日として設定される. 終日イベントとは, 特定の時間を持たずその日の全てをカバーすることを意味する. 終日 = 1日中
Q112. Ideaコミュニティの利用目的は何か?2つ選択してください.
A. 他のユーザが投稿したアイデアに対してコメントや投稿をする.
B. あるテーマに関連するアイデアを投稿するために顧客やパートナー, 社員も招待できる.
C. アイデアの解決につながる記事のアクセス権を付与する.
D. ポータルのIdeaタブからケースを使って顧客のアイデアを登録する.
解答: A, B
解説
Ideaコミュニティの目的は, アイデアの共有とコラボレーションを促進することにある.
CとDに関しては, Ideaコミュニティの直接的な目的ではなく, 知識管理や顧客サポートのプロセスに関連している.
Q113. 管理者が商談フェーズごとに設定できる4つの機能はどれ?
A. 商品ファミリ
B. 種別
C. 目標値
D. 確度
E. 売上予測分類
F. グラフの色
解答: B, D, E, F
解説
Bについて, 種別とはそのフェーズが「不成立」なのか, 「成立」なのか「進行中」なのかを表す値のこと.
Dについて, 確度とは商談が成立する確率をパーセンテージで表す. これは, 売上の予測や期待値の計算に役立つ.
Eについて, 売上予測分類により売上の達成目標に対する進捗を評価することが可能になる.
Fについて, 商談フェーズごとに異なる色を設定することで, ダッシュボード上やレポート上で商談の進行状況を視覚的に識別しやすくなる.
Q114. サポートは, ケースページレイアウトからドキュメントや同様のケースを見つけるために効率的な方法を探している, 管理者はこの要件をどのように満たせばいいか?
解答: ユーザーをグローバル検索に誘導して同様のケースを探す.
解説
Salesforceのグローバル検索は, 組織内のデータをオブジェクトや項目などを指定せずに検索できる機能である. サポートチームがケースページレイアウトを最適化したり, 関連するキーワードの使用を奨励したりすることで, 迅速かつ効率的に情報を見つけるための最適な方法の1つとなる.
-- グローバル検索について --
https://www.ccc.seraku.co.jp/service/columns/salesforce/01/127/
Q115. 新しい取引先レコードが100万件ある. アップロードするための推奨される方法は?
解答: データローダ
解説
データのアップロード(インポート)方法には「データローダ」と「インポートウィザード」の2つがあり, それぞれ違いはあるが, 設問に多いのは「数」だと思う.
データローダは5万〜500万のレコードを読み込む場合, インポートウィザードは5万件未満を読み込む場合にそれぞれ活用する.
Q116. ケースを5時間以内に適切な担当者に転送したい. お客様は, 24時間サポートにアクセスできる. どのように構成すればよいか?
A. エスカレーションルール
B. 割り当てルール
解答: B
解説
Aについて, エスカレーションルールは, ケースが規定のサービスレベルを満たしておらず, 処理が遅れている場合の対応策として機能する.
Bについて, 割り当てルールはケースの初期割り当てに関連しており, ケースが作成された直後に適切なチームや担当者に自動的に割り当てる機能.
AとBで設問に適しているのはB. なぜなら, 「5時間以内に適切な担当者に転送したい」というケースの初期割り当てに関連した指定があるから.
Q117. 割り当てルールを利用してケースの所有者に割り当てることができるのは次のうちどれ?
A. ユーザー
B. ケースチーム
解答: A
解説
Bついて, ケースチームとは, ケースの解決に貢献する複数のユーザーで構成されるチームのこと. あくまでコラボレーションを促進するものだから, ケースの所有者に割り当てることはできない.
Aについて, 割り当てルールはケースやリードなどSalesforce内のレコードを特定のユーザーやキューに自動的に割り当てるために設定されている.
よって, Aが正しい.
Q118. Enterprise Editionでは, 積み上げ集計項目をカスタムオブジェクトにどれだけ作成できる?
解答: 40
解説
Salesforce Enterprise Editionでカスタムオブジェクトに作成できる積み上げ集計項目の数は, デフォルトで最大25個となっているが, さらに必要になった場合はSalesforceに問い合わせることによってこの制限を最大40個まで拡張することが可能である.
Q119. 取引先に関連する未解決のケースの数をカウントするために週に1回実行する自動化されたビジネスプロセスがある. このビジネスプロセスの自動化をどのように推奨すればいいですか?
解答: アウトバウンドメッセージを使用してワークフロールールを作成する
解説
未解決のケース数をカウントし, それを週に1回実行する自動化されたビジネスプロセスを設計するいはワークフロー機能が適切. アウトバウンドメッセージを使用することでSalesforce外のシステムやサービスに対して情報を自動送信できるので, ワークフローとアウトバウンドメッセージの組み合わせは効果的である.
-- アウトバウンドメッセージ SOAP API 開発者ガイド --
https://developer.salesforce.com/docs/atlas.ja-jp.api.meta/api/sforce_api_om_outboundmessaging_understanding.htm
Q120. 管理者がAppExchangeの使用を考慮しなくてはならないのはどんな時か?2つ選べ.
A. 標準Salesforce機能が拡張される必要があるとき.
B. Salesforceアプリケーションの機能強化のためのアイデアを送信するとき.
C. 前もって構築されたカスタムアプリケーションやツールを探しているとき.
解答: A, C
解説
Bについて, AppExchangeはアプリの拡張機能のマーケットプレイスなので, Bのような場合はIdeaコミュニティを利用する方が適しているので非選択.