Q91. 管理者は, 新しいレコードを作成するフローを作成したが, 新しいレコードが作成されない. 問題は何?
解答: フローが非アクティブ
解説
Salesforceでは, フローを作成したあとに有効化(アクティブ化)する必要がある.
Q92. ユーザーが午後3時に正常にログインします. ユーザーのプロファイルのログイン時間が午前7時30分から午後3時30分に設定されている場合, 午後3時31分に何が起きる?
A. 問題なく使用できる
B. ユーザーが何かデータ操作を行うとログアウトされる.
C. ポップアップ・ウィンドウで時間拡張の確認をされる
D. ユーザーは自動的にログアウトする
解答: B
解説
ユーザーがログイン可能時間にログインし, 操作が続いていればログインセッションは継続されるので自動的にログアウトされることはない. 解答のように, データを操作したりページをリフレッシュしたり, 何かしら操作が行われるとログアウトになる.
Q93. ユーザーは, ダッシュボードエキスパートとして識別されている. このユーザーはすべての非プライベートフォルダーのダッシュボードアクセスを更新できる必要がある. ユーザーに割り当てる必要がある権限は? ※Salesforceで「ダッシュボードエキスパート」とは, 特定のダッシュボードやレポートに関連するタスクや権限を持つユーザーを指すことがある(ChatGPTによる説明).
A. パブリッシュフォルダのダッシュボードを管理
B. ダッシュボードフォルダを作成
C. ダッシュボードを作成してカスタマイズ
D. パブリックフォルダ内のレポートを管理
解答: A
解説
Aの権限は, ユーザーが公開されているダッシュボードフォルダ内のダッシュボードを管理する能力を示している. ここで�う管理とは, ダッシュボードの作成, 編集, 削除および共有設定の更新を含むことが多い. Aの権限は, ダッシュボードエキスパートとして識別されたユーザーにとって重要な権限であるので, Aが妥当.
Q94. 管理者が会社のIP範囲をネットワークアクセスセクションに追加した. ユーザーが会社のネットワークの外部からログインしようとするとどうなるか?
解答: ユーザーは確認コードを入力する必要がある
解説
下記の公式ヘルプに, そう書いてある.
-- 組織の信頼済みIP範囲 公式ヘルプ --
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.security_networkaccess.htm&type=5
Q95. ユーザーのログイン履歴は, 複数回ログインを試みたため組織からロックアウトされた. ユーザーがログインできるように管理者がサポートする必要がある2つの方法は?
A. ユーザーのレコード詳細ページのロック解除ボタンを使用する.
B. ユーザーとしてログインして, ユーザーのロックを解除し パスワードをリセットする.
C. ユーザーのレコード詳細ページでパスワードをリセットする.
D. パスワードポリシーをリセットして, ユーザーがログインできるようにする.
解答: A, C
解説
Bについて, そもそもユーザーとしてロックを解除するという機能をSalesforceは提供していない.
Dについて, パシワードポリシーとは, 組織全体でのセキュリティに関するものであって, 特定のユーザーに対して行われる設定ではない.
正解のAとCについては以下のヘルプを参照.
-- ユーザーのロック解除 公式ヘルプ --
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.users_unlock.htm&language=ja&type=5
-- ユーザーのパスワードリセット 公式ヘルプ --
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.resetting_and_expiring_passwords.htm&type=5
Q96. 商談が終了すると, 会社は自動的に更新商談を作成したい. この要求を実行するために使用する必要がある2つの自動化ツールはどれ?
A. フロービルダー
B. プロセスビルダー
C. ワークフロールール
D. 承認プロセス
解答: A, B
解説
Bについて, ワークフロールールで出来ることは次の4つです. アウトバウンドメッセージ(外部のシステムを操作できることです), 項目自動更新, 新規Todo作成(ワークフロールールで作成できるレコードはTodoレコードだけです), メールアラート. 新しいレコードの作成は直接的にサポートされていないので非選択.
Dも同じような理由で, 承認プロセスはレコードが特定の条件を満たした時にそのレコードの承認を要求するプロセスを設計するために使用され, 新しいレコードの作成はサポートされていないので非選択.
-- フロービルダーとプロセスビルダーの違いについて --
https://www.ccc.seraku.co.jp/service/columns/salesforce/02/104/
-- ワークフロールール, プロセスビルダー, フローの違いについて --
https://qiita.com/Takaa/items/4d7d6d672215393dd078
Q97. 10人の新しいユーザーを作成した. しかしこれらのユーザーは取引先オブジェクトにアクセスできない. なぜ?
解答: ユーザーのプロファイルには, 取引先(Account)オブジェクトへのアクセス許可が必要.
解説
ユーザーが特定のオブジェクトにアクセスできるかどうかは, ユーザーのプロファイルに設定されている権限によって決まるので, 真っ先に確認すべきは取引先オブジェクトへのアクセス権限があるかどうか, である.
Q98. ケース割り当てルールを設定している. ケースを割り当てることができる2つの場所は?
A. プロファイル
B. キュー(列)
C. ユーザー
D. コンタクト(取引先責任者)
解答: B, C
解説
Aについて, プロファイルはユーザーのアクセス権を定義するものであって, 直接的にケースを割り当てる場所ではない.
Dについて, 取引先責任者などの個人をケース割り当ての対象とすることはない. ケースの発生源や関連する人物として参照される可能性はある.
Q99. ページレイアウトの割り当て設定はどこから実行可能ですか?2つ選択して.
A. ユーザーレコード
B. レコード
C. プロファイル
D. レコードタイプ
解答: C, D
解説
以下, 公式ヘルプに書いてある.
-- プロファイルまたはレコードタイプへのページレイアウトの割り当て 公式ヘルプ --
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.layouts_assigning.htm&type=5
Q100. Lightning for Outlookレイアウトを割り当てたい. このレイアウトを割り当てることができる2つのオプションは?
A. 役割
B. プロファイル
C. チーム
D. ユーザー
解答: B, D
解説
Lightning for Outlookのレイアウトをプロファイルに割り当てることで, 割り当てられたユーザー全員に一貫した体験を提供できる. また, 個人に対してもLightning for Outlookレイアウトを割り当てることができる.
AとCに関しては, いずれもLightning for Outlookのレイアウト割り当てには直接関係しない.