わたしの自己紹介
1社目:テストをする人 350万円
2社目:SE 430万円
3社目:AWSに関わる人 600万円
3社目で大きく年収が上がりました。
趣味:節約(風呂なし4万5000円、半額弁当生活)
資格:AWS SAA、TOEIC 700点オーバー
目標設定について
サラリーマンとして働いている以上、同僚がいて上司がいて責任者がいて
自分自身の半年間の頑張りを評価されボーナスという形でその頑張りが我々従業員に還元されます。
評価軸のポイントに目標設定があると思います。
目標が達成できたかどうか100%なのか80%なのか120%なのかといったものです。
目標がない若きエンジニアへ
わたしは26歳のとき、SRE部門に配属となりました。
部署移動願いを出してSREに異動となりました。
専門性が高い仕事を行いたいという理由で希望を出しました。
が、働いてみると特に何がやりたいという訳でもなかったため、
年に1度決める目標設定の場は本当に辛かったです。
目標設定のポイント①大したことないことを大したことあるように言う
わたしの目標は年間費用を2000万円下げるという目標でした。
2000万円と聞くと難しいような気がしますが、実際はボタンを数クリック押すだけの仕事です。
実際に、転職の面談でも
「それってプログラミング能力はなくて数クリック押すだけですよね」
って言われて微妙な空気になるくらいの話です。
が、クラウドに詳しくない方やインフラに対して興味がない方からするとすごくインパクトがあります。
目標設定のポイント②お金を減らす目標にする
会社はお金を使う施策については
稟議をあげ、予算を確保し、承認を取り、発注をとり、運用に乗せる
と非常に大変です。が一方で
お金を減らす施策については
稟議を上げる必要もなく、承認や発注を取る必要も全くなく、むしろ予算を余らせるため各方面から感謝もされます。
わたしの過去の目標では、
「脆弱性診断ツールを導入し、商用サービスの問題を見える化する」
脆弱性診断ツールの説明
という目標を立てました。もちろん上司及び責任者には許可を得て活動に邁進しておりましたが、
役員にプレゼンを行った際に
「そのお金はどうするのか、実際に見える化した後に脆弱性を修正する人は誰がするのか」
などマイナスの指摘をされて頓挫となりました。
が、2000万円削減の施策に関しては
上に承認を求める必要が全くないため、非常にスムーズです。
目標設定のポイント③常に転職を意識する
自分が立てる目標はつまり、その1年間で働く実績とリンクします。
ということは、自分の市場価値を上げる目標でなければやる意味がありません。
の方がすぐに年収が上がるからです。
転職をして年収を上げることができるのは年齢やその会社のレベルにもよりますが常に意識すべきです。
会社がどのようなことを自分に求めているのかは理解する必要がありますが、
操り人形になる必要は全くありません。
目標設定のポイント④相手が喜ぶ施策を打ち出す
先ほどの例ですが、私が脆弱性診断ツールを仮に導入した場合、
開発会社は余計なことに対して時間をかけなければなりません。
元々やることがあり時間内に終わっていた仕事が脆弱性診断を行った場合残業をしなくてはいけないことになります。
なので、当然難色を示すでしょう。
が、わたしが作った目標では、各サービス担当には極力負担をかけずに利用料を下げるというプランを用意しました。
お金を扱う親会社の社員に対してプレゼンをするだけですんなり許可をもらえました。
目標設定のポイント⑤分析を行う
事前に分析を行い、2億円から2000万円下がります。
2000万円の根拠は〜で、全体の75%許可をもらえることで達成します。
というように分析を十分に行うことで難易度の共有と実現性を理解してもらい
仕事を行うことができます。