ブリッジとMACアドレスについて
今日はネットワークの基礎概念である「ブリッジ(Bridge)」と「MACアドレス」について、実際のネットワーク構成図とともに学びました。
🔗 ブリッジ(Bridge)とは?
ブリッジは、LANの中で異なるセグメント同士をつなげる役割を持つ**OSI参照モデルの第2層(データリンク層)**のネットワーク機器です。
MACアドレスを元に、必要なパケットだけを転送することで、ネットワークの効率を向上させます。
🎯 MACアドレスとは?
MACアドレス(Media Access Control address)は、各ネットワーク機器(NIC)に割り当てられた一意のハードウェア識別子です。
- 形式:48ビット(例:
00:1A:2B:3C:4D:5E
) - OSI参照モデルの第2層
- 同一ネットワーク内での通信の宛先判断に使用される
🖥️ 仮想マシン(VM)とブリッジ接続の関係
仮想マシンをブリッジモードで構成すると、物理マシンと同じLANに直接接続されたように扱われます。
これにより、VMはホストPCとは別のMACアドレスとIPアドレスを持ち、ネットワーク上で独立した機器として通信できます。
📷 ネットワーク構成図
以下の図は、ブリッジ接続されたVMが物理PCと同様にネットワークに接続されている様子を示しています。
✅ 学びのまとめ
用語 | 層 | 役割 |
---|---|---|
ブリッジ | L2層 | MACアドレスを基にしてパケットを中継 |
MACアドレス | L2層 | LAN内通信の識別子として機器ごとに一意に設定される |
ブリッジモード | - | VMを物理ネットワークに直接参加させる |
📝 参考になったポイント
- ブリッジモードを使うと、VMがルーターからIPを個別に取得できる
- MACアドレスの仕組みはローカル通信の基礎となる
- L2機器がどのように通信を制御しているのかを具体的に理解できた