①はじめに
本記事では、2020年より新規格になった「Oracle DataBase Bronze Fundamentals」(以下Bronzeと略します)
についての注意事項と出てきた問題についてまとめました。
※一部理解が間違っている部分があるかもしれませんが、参考程度で読んでいただけると幸いです。
#②なぜこの記事を書こうと思ったのか
私は、今年入社した新卒になります。しかし、コロナの問題もあり、研修期間が延びてしまいました。
そこで、私は学生時代に取得に失敗してしまった「Bronze」の獲得を目指し再度勉強を始めました。
しかし、勉強し始めて2か月ほどたったある日に新規格になっていたことを知りました。
新規格では、SQLは出題されません。私は、SQLを勉強していたのでやってしまった…と思いました。
新規格について詳しく知りたい方はこちら
#③以前の旧規格と新規格では何が違うのか
では、旧規格と新規格では、どのように変わったのかをまとめてみました。
・旧規格の場合
旧規格の場合では、Bronzeの試験を取得するためには、2つの試験に合格する必要があります。
❶DB管理者向け(DBA)試験
-Bronze DBA12c
❷SQLの書き方など基本的な部分が出題される
-Bronze SQL基礎I 又は 12c SQL基礎
・新規格の場合
新規格の場合、SQL試験はありません。(silver以上で出題されます)
また、1つの試験に合格するだけで取得が可能になります。
❶Oracle DataBase Fundamentals(1Z0-085)
この試験項目では、SQLは出題されないので注意が必要です。
#④受験するうえでの注意点
❶アカウントを二つ作る必要がある。
Oracleの試験を受験するうえで必要なアカウントが二つあります。
1つ目:CreateView
2つ目:Oracle.com
この二つを登録する必要があるので、間違えないようにしましょう。
先に作成するアカウントは、CreateViewをお勧めします。
また、Oracle.comにログインした際に初回認証としてCreateViewを使用します。
そのアカウント同士の連携の際に、3回入力を失敗してしまうと、手動認証が必要となります。
手動認証する際には、1営業日内に来るメールでの対応が必要になります。
私の場合、1営業日待ってもメールは届くことはありませんでした。
その場合、Oracleでは電話受付をしていませんので、専用の受付フォームでの問合せになります。
しかし、問合せフォームのエラーで何度試しても送ることが出来ませんでした。
私の場合、10回以上試みてようやく送ることが出来ました。
間違えると面倒なことになるかもしれないので、間違えないようにしましょう。
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❷支払方法
受験をする際の支払いに必要なものはクレジットカードです。
私はクレジットカードを所持していなかったので、苦労しました。
❸身分証明書
顔写真付きのもの1つと保険証以外でもクレジットカードや個人を証明するもの1つが必要です。
私の場合は、「免許証+保険証」で受験することが出来ました。
#⑤問題の出題形式について
❶5つのなかから2、3個正しいものを選ぶ問題
この形式の問題が非常に多く出てきます。
1つ1つの単語の意味をきちんと覚えてくことが必要です。
また、1つ1つツールがどこまで出来てどこからが出来ないかなども覚えておくことをとても重要になります。
※Oracleのツールには、簡易的に出来るが細かくやるためには違うツールを使う必要なものが多いので注意が必要です。
❷あるケースから〇〇を実行した。正しい結果はどれ
この形式も数は多くありませんが出てくることが多いです。
これも、ツールなどの使用用途をしっかりと理解しておくことが重要です。
❸複数回答なものが多い
❶でも紹介しましたが、OracleDBの問題は複数回答になるものがとても多いです。
1つだけわかっているのに…となることが多くならないようにしましょう。
#⑥まとめ
Bronzeの試験は3万近くかかるので落ちるのが不安になってしまい、なかなか受験しにくい方もいらっしゃると思います。
OracleDBでは、2020年12月から2021年5月末まで再受験が無料になるキャンペーンを実施しているので、落ちることが不安な方でも受けやすい環境になっています。
この機会にOracleDBを取得してみては!!
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