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PHPイベントの世界

Last updated at Posted at 2023-12-01

こんにちは! PHP Advent Calendarです! メリークリスマス!

ところで、みなさんはIT技術イベントに参加したことはありますでしょうか。世の中ではさまざまな趣旨・さまざまな規模のイベントが開催されています。PHP界隈においても、やはりいろいろなイベントが企画されているところです。

この記事では、このようなイベントについて紹介いたします。

勉強会・ミートアップ

勉強会」は参加者間で技術的な知見を共有して交流ことを趣旨とするイベントです。小学生が放課後に宿題を持ち寄ったり中高生が集まって試験対策をするような会とはニュアンスが異なります。

集まって何をするのかというのも会によってさまざまです。特に参加者を公募せず社内や仲間うちで集まって本を読むという会も多くあるでしょうし、ワールドカフェという参加者ひとりひとりが対話することが中心の会などもあります。

参加者を一般公募するスタイルのイベントで多いと思われるのが、参加者のうちの数名が発表者として資料を準備して、参加者の前でプレゼンテーションするスタイルの会でしょうか。参加者が集まって交流するという観点で「ミートアップ(meet-up)」という呼び方もあります。

発表テーマは主催者の要請や参加者間の相談で決まる場合もありますが、発表者自身が興味のある発表タイトルを決めることが多いように思います。発表時間は会によってさまざまですが、長めの発表時間の枠とは別に5分程度のライトニングトーク(LT)を設けているイベントも少くありません。

ライトニングトークの趣旨と歴史的経緯については「ライトニングトークスの歴史(original version)」の記事に詳しいです。勉強会でLTを取り入れることには発表者の準備負荷の軽減と、限られたイベント時間の中で勉強会で取り扱うトピックのバラエティを増やすことに寄与しています。

歴史的には2008〜2010年頃に「勉強会ブーム」とも呼ばれた時期があり、さまざまな勉強会が爆発的に開催された時期がありました。

その後は数年で「ブーム」と呼ばれるような状況は沈静化しますが、2010年代を通じてIT技術コミュニティでの一般的な文化として定着し、2020年のコロナ禍をもって一旦の衰頽の憂き目をみてコミュニティ再編を余儀なくされるものの、zoomやDiscordなどを活用したオンライン勉強会の形態が模索され、2023年からはオフライン開催の勉強会も再び復活の傾向があるという状況です。

PHP界隈の勉強会

PHP勉強会@東京

2005年から現在まで東京で継続的に開催されているPHPに関する勉強会です。

近年は毎月の最終水曜日開催が基本として定期開催されています。時間割は2部制になっており、20分枠の発表が1〜2枠と5分枠のLTが3〜5枠程度の発表とその途中にピザとビールを囲んだ懇親会を行うスタイルになっています。

YouTubeで同時配信をしている場合もありますが、直近の回では運営上の理由により配信されていません。

PHP TechCafe (オンライン開催)

株式会社ラクスさんが毎月最終火曜日にzoomを用いて開催しているオンライン勉強会です。基本は主催者が毎月「PHPerのための○○を語りあう」というテーマを決めて開催されています。

一般参加者はzoomでラジオのように聴くか、zoomのチャットやSNS上のハッシュタグに書き込むことで参加できます。一般参加の他にもLT発表枠と「語り合う」枠が公募されています。1〜2件のLT発表のほか、直近のPHPニュースと回のテーマに沿ったディスカッションに参加できます。

会の内容と議事録はShowNoteとして誰でも読めるように公開されているほか、参加後のアンケートに答えてメールアドレスを登録することで後日アーカイブ動画のリンクが送られてくるようになっています。

PHPer Tea Night (オンライン開催)

oViceというオンライン交流サービスにあるPHPerRoomを会場にして不定期開催されているオンライン勉強会です。希望者によるLT発表もあるほか、IRT(Interactive Round Table)と呼ばれる形態で、テーマに沿って参加者全員で質問を出し合いディスカッションすることがメインのイベントです。

かつてはLaravel.shibuyaとしてオフライン開催もされていましたが、発展的解消してLaravelに限らないテーマを扱うオンラインイベントとして現在でも継続開催されています。

PHP Lovers Meetup

PHPerRoomを設置しているちゃちいさんが不定期に開催するコミュニティイベントです。一般的なプレゼンテーションスタイルの勉強会や交流のための忘年会のほか、OSS Gateというオープンソース開発の入門ワークショップも不定期開催しています。

Nagoya.php

名古屋で不定期に開催しているPHPの勉強会です。よくあるプレゼンテーションスタイルではなく、『プログラミング問題を解いてみよう(通称「どう書く」)』という問題を解いて、後半で答え合わせ・交流をするというスタイルで開催されています。

しばらく開催されていませんでしたが、2023年10月に久しぶりに復活しました。

技術カンファレンス

技術コミュニティにおける「カンファレンス」は相対的に大規模な技術イベントを指します。

規模などはイベントによってさまざまですが、概ね以下のような傾向があります。

  • 勉強会と比べてイベント時間・日程が長い
  • 複数のスタッフが長期間とある程度の予算をかけて準備される
  • 発表者・企画の数が多く、複数の部屋での並列トラックがある

あくまで相対的な傾向であって、絶対的な基準はありません。たとえば複数日程や並行トラックのカンファレンスは多い一方で、1日開催や1トラック編成のカンファレンスも普通にあります。

カンファレンスはさまざまなコミュニティで開催されています。運営形態や開催規模などは非常に多様です。極論をいうと、イベントを企画運営する側が「カンファレンス」として開催していれば、それはカンファレンスです。

どのカンファレンスは少なからぬ「ハレの日」「お祭り」としての性質があります。ある程度の規模のコミュニティではイベント参加のために遠方から来訪するということも少なくありません。

カンファレンスの種類としてわかりやすいのはプログラミング言語や技術領域ごとのものでしょうか。

RubyでいえばRubyKaigi、PythonでいえばPyCon JP、PerlでいえばYAPC::Japanなどがあります。また、言語に拘らないトピックを扱うイベントとしてはオープンソースカンファレンス(OSC)やbuildersconなどがあります。

PHP界隈のカンファレンス

PHP界隈では、ほかのプログラミング言語と比較してもかなり盛んに技術コミュニティのイベントが開催されています。

各イベントは独立した実行委員が企画して開催されています。

PHPカンファレンス (PHP Conference Japan)

PHPカンファレンス日本PHPユーザ会と年度ごとの実行委員会が主催するカンファレンスです。初回のPHPカンファレンス2000から最新の2023まで24回を数えています。会場は東京都の大田区産業プラザPiOです。開催時期は年によってやや異なりますが、概ね秋から初冬までの間に開催されます。

「PHPカンファレンス」は通常、口語的に「ぺちこん」と略して呼ばれます。

日本国内としても世界のPHP関連イベントとしても歴史はかなり古く、日本国内で開催された言語カンファレンスとして私の知る限りは最古のPerl/Ruby Conferenceやケルンで開催されたPHP Kongresとともに2000年開催です。

PHPカンファレンスは日本最大規模のPHP関連イベントであり、6トラックの並列セッション(2023)の規模を数えながら、現在まで参加費無料のイベントとして継続されていることは大きな特徴だといえるでしょう。

PHPerKaigi

PHPerKaigi(ペチパーカイギ)は長谷川智希(@tomzoh)さんと年度ごとの実行委員会が2018年から開催するカンファレンスです。会場は2023年まで東京都練馬区のココネリホールで、来年開催される2024は中野セントラルパークカンファレンスに移ります。

PHPカンファレンスとのコンセプトの違いは交流に重点を置いている点、無料のPHPカンファレンスとは異なり、チケット購入の必要はありますがドリンクやノベルティボックスの事前送付がある点などです。

地域PHPカンファレンス

「PHPカンファレンス」とPHPerKaigiが東京で開催されるのに対して、「PHPカンファレンス(地名)」という名前のイベントは地方の有志による実行委員会が企画して開催するイベントです。

各実行委員会間での連絡やスタッフなどの人的交流はありますが、共通の運営母体があるわけではなく、財政的にも完全に独立しています。

2024年のPHP関連カンファレンス

2023年は2020年からのコロナ禍から明けた揺り戻しPHPコミュニティもこれまでよりずっと活発になったことが印象的な一年でしたが、さらに来年は毎月どこかの地方でPHP関連イベントが開催される状況になっています。

前述した通りカンファレンスの企画運営は独立しており、誰かがカンファレンス年間計画を立てているわけではなく各地域で開催しますと名乗り出れば開催できるので、このような状況になっています。

これが2025年以降も続くことになるかはよくわかりませんが、みなさまの近くで開催されるものには顔を出してみてはいかがでしょうか。私はたぶん全部行きます!

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