インストール
Ubuntu では次のようにインストールを行う。
sudo apt install libgsl-dev
この場合、GSL のバージョンが最新版でない可能性があるが、次のコマンドで GSL のバージョンが確認できる。最新版が必要な場合は後述するソースインストールを行う。
pkg-config --modversion gsl
ソースインストールの場合は、GSL のサイトからタールボール (*.tar.gz) をダウンロードし、それを解凍したら、そのフォルダの中に入り次のコマンドを実行する。
最新のタールボールはリストの一番下にある gsl-latest.tar.gz を選ぶとよい。
./configure
make
sudo make install
インストール成功後、必要なら環境変数 (C_INCLUDE_PATH, LD_LIBRARY_PATH) の設定を行う。
Windows でも GSL は利用できるようだが、かなりインストールが面倒なようなので、直接インストールするのではなく WSL 上で利用するほうがラクチンである。
コンパイル
ソースファイル example.c をコンパイルするには以下のようにする。-std=c11 のところで C のバージョンを指定しているが、古いバージョンだと複素数 (complex.h) が標準で使えないので注意すること。
-g オプションはデバッガを使わない場合は不要である。-o オプションを省略すると a.out が出力される。
gcc -g -std=c11 -o example example.c -lgsl -lgslcblas -lm
-lgsl は libgsl.so (GSLライブラリ本体)、-lgslcblas は libgslcblas.so (低レベル BLAS ライブラリ)、-lm は libm.so (標準C数学ライブラリ) をリンクすることを意味する。
デバッグが終わったら gcc の -g オプションの代わりに -O1, -O2 などを指定してビルドしなおしたほうがよい。