はじめに
Power AutoMate Desktop 学習1日目です。
動いた記録を残します。
Qiitaもこれが初です。
宜しくお願い致します。
●前提条件(実行環境)
Windows10
Office365 E3
Power Automate Desktop(無償版):以後PADと略します
SAP GUI for Windows 7.60
●やりたいこと
Power Automate Desktop(PAD)を使ってみたい
SAPのログオン(ログイン)を自動化したい
自動化後も、SAPのログオンパスワードが変更された時に簡単に対応したい。
各種SAPの処理を自動化するための第1歩と思って作ってみました。
●事前準備
エクセルにSAPのIDとパスワードを入力して保存する。
以後、パスワード変更時にはこのエクセルファイルをメンテナンスします。
PDAのソースにパスワードを埋め込みたくなかった。
エクセルの表はこんな感じです。(例)
この後、PADでB1セルとB2セルを読込んで、SAPのログイン画面へ渡します。
●PAD画面でフローの作成
最初はデスクトップレコーダーを使って、記録しました。
修正後、この流れで動きました。
●できたこと
1行目 エクセルの自動起動(ファイル指定)
2-3行目 エクセルからデータを抽出:PADの変数へ保存
5-7行目 SAPのプログラムを起動
9-12行目 SAPメニュー画面から目的の名前を選ぶ。
14-16行目 IDとパスワードを貼り付けて、エンターキーを押下
●キー送信
頭書、デスクトップレコーダーで記録された内容を調整しても、ログオンできずに止まるケースがあった。
原因はSAP画面のUI要素が変わることがあり、自動実行時に「要素が無い」で止まることがあった。
1日目で、まだ詳しいことが分からないので、回避策として、
「キー送信」を使い、アクティブウィンドウにキーストロークで値を送信することとした。
●Waitの追加
各所に画面の切り替わりを待つために、Waitを入れています。
画面が出ていないのに、PADが次のステップでキー送信を行うときがある。
これもPADの機能で次の画面表示を待ってくれそうなのですが、まだわかっていないので、Waitで時間調整することとした。
今回はここまで。