symfony2をHerokuにデプロイする手順です。
色々なブログでも紹介されていますが、個人的に一番わかりやすかったのがHerokuの公式サイト
https://devcenter.heroku.com/articles/getting-started-with-symfony
だったので日本語で手順を紹介したいと思います。
環境は以下が揃っていればいいと思います。
・Gitインストール済み
・composerまたはSymphony Installerを通じてSymfonyがインストールされている(今回はsymfony_herokuというディレクトリ内で行います。)
・herokuアカウントにサインアップし、Heroku Toolbeltがインストールできている(Herokuコマンドが使える)
上記リンクではSymfony3で行われてますが、Symfony2でもいけます。
まずGitを初期化します。
$ git init
$ git add .
$ git commit -m"initial commit"
次に同じディレクトリ内でherokuのアプリケーションを新規作成します。
$ heroku create
だけでも作成できますが、もしアプリケーション名を指定したい場合には、
$ heroku create -r heroku --app アプリケーション名
で作成できます。
(同じアプリケーション名が複数あると作成できないので、その際は違うアプリケーション名にしてください)
次にheroku上でのSymfonyの環境の変更を行います。
Symfonyのプロジェクトでは複数の設定を用意することができます(prod
:本番環境向け、dev
:開発環境向け、test
:テスト環境向け)。
Symfonyはデフォルトでdev
環境に設定されていますが、このままではheroku上では正しく動きません。
そのため、この環境をprod
にする必要があります。
変更には以下のコマンドでできます。
$ heroku config:set SYMFONY_ENV=prod
そしてGit経由でherokuにデプロイします。
$ git push heroku master
最後にきちんとデプロイされているか確認します。
$ heroku open
このような画面が出てきたらデプロイに成功しています。