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【Dr.Sum DataFunnel】ミリ秒単位の時刻の丸めをやってみる

Last updated at Posted at 2022-02-25

はじめに

今回は、Dr.Sum DataFunnelでミリ秒単位のデータを丸める処理について書いていきます。
設備から直接送られてくるデータは、ミリ秒単位のデータになっていることが多いですが、
可視化する際には、そこまで細かいデータは必要ないと思います。
その場合に、予めDataFunnelでデータを丸めることができます。
funnel1.png

2.パイプライン定義を作ってみる

今回は、以下のようなシンプルなデータを使っていきます。
※一部抜粋※

sample.csv
jikan,value
2022/02/22 15:11:19.968537,0.900973862
2022/02/22 15:11:19.968537,0.916207125
2022/02/22 15:11:19.968537,0.959604765
2022/02/22 15:11:19.968537,0.928447962
2022/02/22 15:11:19.968537,0.904356185
2022/02/22 15:11:19.968537,0.905493181
2022/02/22 15:11:19.968537,0.832456135
2022/02/22 15:11:19.968537,0.867242689
2022/02/22 15:11:19.968537,0.903938056
2022/02/22 15:11:19.968537,0.818963725
2022/02/22 15:11:19.968537,0.849112969

では、パイプライン定義を作っていきます。

1.取り込むデータの設定

funnel2.png
テーブル化の設定等は、一番下の参考サイト等を見てください。

2.時刻の丸め設定

左側のメニューから「時刻関連項目の設定」を選び丸め処理を行います。
image.png

設定はこれだけです!
ではサンプルデータで結果をプレビューで確認していきましょう。

3.プレビューで確認

1の取り込むデータの設定で指定したデータを使っていきます。
image.png
設定をしながらプレビューで結果を確認できるので、便利ですよね!

左側のメニューで「データ処理」を選択し、プレビューを見ていきます。
image.png

新たに「TIME_5COUNT」という項目が追加され、時刻が丸められていますね!
これだけでも十分かと思いますが、せっかく時刻を丸めていくなら、他の値もサマリして全体のレコード数を省略していきたいと思います。
ミリ秒オーダーのデータを細かく見ないのに、そのままデータとして残すのは、容量だったりパフォーマンスに影響しそうですよね。

4.SQLでグループ化

SQLで簡単にグループ化をしていきます。
入力データ項目をドラッグ&ドロップで左側のクエリービルダーにもっていき、グループ化の設定を行います。
image.png

もう一度プレビューすると、データがサマリされているのが分かりますね!!
2022-02-24_19h04_32.png

まとめ

ここまで出来たら、あとはDr.Sumに格納するだけでおしまいです。
最後に元のデータとDataFunnelで加工して投入したデータを比較してみようと思います。

final.jpg

加工され、データの総レコード数も少なくなっていますね。
時刻の丸めだけでなく、グループ化でデータをサマリしながら蓄積する方法を紹介しました。
ぜひお試しください!

参考サイト

Dr.Sum Data FunnelでCSVファイルを連携してみた

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