はじめに

Web業界の会社に入社してジュニアデベロッパーとして働くのに向けて、基礎（多くは技術的な内容）を指南する記事はいくつかある。けれども本記事ではよりエンジニアとしてのパーソナリティ面に焦点を当てることにした（人間らしくあるよう言っているとあなたは思うかもしれない🤔）

記事の始めの方では自走エンジニアに重点を置くけれども、実際はすべての人に活用できる。自走エンジニアについて集中して話すのは、私も自走エンジニアの一人だからだ。

自己紹介を少しすると、私は心理学で修士を取った（完全にキャリアパスを変えた）自走できるフロントエンドエンジニアで、キャリアはPortoにあるソフトウェア開発会社Coletivでフロントエンドエンジニアとしてスタートした😎。

本記事では、自分自身の向上に役立ったと実感し、エンジニアとしてのファーストキャリア（実はエンジニアに限らずどんな職種も）でより快適な経験をあなた自身と同僚が得られる4つの秘訣を紹介したい。

とりあえずやってみよう！

秘訣1：「知らない」と言う

誰もあなたが全てを知っていると期待はしていないけど、知らないことは知らないと伝えることは期待されている。自身のレベルや理解度をオープンにするのに抵抗を覚えないようにしよう。

知らないと言うことは、把握している知識には自信があってかつ、自信の弱みを理解していることを示せる。これがあるとメンターや同僚、仲間は話し方を調整できるし、もし「見せてくれますか？」とお願いしたらきっと資料を見せてくれるでしょう。そうすれば**「知らない」を「もちろん知ってるぜ」**に変えられる。

周りの人が何について話しているのかわからないのに、知ったかぶりをするのはやめよう。そこから何も学べないよ。全く答えがわからずたくさんの疑問が残るだけで、結局得られるのはちょっとしたエゴだけだ。

秘訣2：学習能力と学習意欲

学習能力

**自分にしっくりくる学習方法がまだわからない場合は、長時間粘って自分に合うやり方に沿う情報を見つけてみよう。**こうすれば車輪の再開発を避けつつ、専門的な助言や資料を得られる。

もしビデオ教材が合わないなら、書籍で探してみる。書籍が合わないなら、ドキュメントを確認してみる。ドキュメントが不十分なら、今まで学んだことに試すミニプロジェクトを実際にやってみる感じでね。

学習意欲

もちろん学習資料や完璧な勉強法なんてのは、困難に取り組む意思がないと何の意味もない。StackOverFlowの回答を読んで何回か困難から逃げれるかもしれないけど、自分が取り組んでいることを心から理解して学ぼうと思おう。私が思うに、これが進歩を得る唯一の方法だ。

仕事の合間を縫って勉強しよう。そして自分のためにやろう。仕事のためでなく、自分のためにやろう。だってもう既にいくらかの犠牲を払ってその立場にたどり着いたのでしょう？なんでそれを今やめちゃうの？

秘訣3：走り続けよう

自分が一番自分の弱みを知っている存在になろう。**貪欲に生きていないと、自分にどんな知識や経験が足りていないのかわからなくなる。**新しいものを探して読書リストを作ろう。新しく感じたもの（ただし自分の分野に関係のあるもの）は全てメモして、強みに繋がりそうなモノに優先順位をつけよう。

例えばReactを使っていてuseEffectの知識があやふやだと感じたら、他人に指摘されるのを待つ前に自分でなんとかしよう。

Stay Hungry!

秘訣4：一匹狼にはなるな

誰もあなたを反対していない。仮に誰かが反対しているとすれば、それは多分その人はどうでもいい人だろう。メンターや同僚、仲間はあなたと一緒に過ごして助けたいと思っている。そうでなかったら、そもそもあなたを雇ってないだろうからね。

自分をオープンにして働く環境をよりフレンドリーにしよう。そうすれば結果として助言を求めるときにスムーズにうまくいくし、人となりを知る良い方法にもなる。

我々はみんな一人で働くことに慣れているけども、冗談を言い合ったり知り合いを増やしたり、より良い関係を気づく知識やアイデアをシェアする機会を得たりできるんだ。

まとめ

これら4つの秘訣はエンジニアとしての最初の仕事を乗り切るのに必要なことを網羅していると思う。もちろん他にもたくさん言えることはあるけども、私にとって**「貪欲であること」「謙虚であること」「人と接すること」**が知識のレベルアップや人との繋がりを増やすのに最も役立つと感じている。

だからもしこの記事を一言で言うとすれば、次のようになるだろう。

技術的なスキルを持つことも大切だけど、DO, TRY, FAILを厭わないことが重要だ。

他にあなたが重要だと思う秘訣はなんでしょう？ぜひコメントでシェアしてください！