はじめに
これから数回に渡ってPLUMEDのチュートリアルを実行し、計算済みのトラジェクトリーに対して集団変数(CV)を計算する。
本記事ではまずPLUMEDでパッチを当てたGROMACSをインストールする。
参考
インストール方法
本記事では参考リンクにしたがい、condaを使ったお手軽な方法でGROMACS+PLUMEDをインストールする。
本格的なインストールをしたい方は他の記事を当たってください。
なお、anacondaをインストール済みであるとする。
本チュートリアル用の環境を作成する。
# create environment
conda create --name ISDD-tutorial
# activate environment
conda activate ISDD-tutorial
以下のコマンドでGROMACS+PLUMEDをインストールする
conda install -c plumed/label/munster -c conda-forge gromacs
インストール途中で
gromacs-2018.8 | h3fd9d12_1 7.6 MB plumed/label/munster
という記述があるので、PLUMEDでパッチを当てたgromacs-2018.8と思われる。
インストールできているか確認したければ以下を実行する
gmx mdrun -h
-plumedのオプションがあることも確認できる。
注意点として、新しくターミナルを立ち上げるときは必ず
conda activate ISDD-tutorial
を行うこと。