VSCodeではユーザーがスニペットをファイル拡張子ごとに定義することができるが、
設定にけっこうハマったので、解消方法をメモする。
前提条件
- VSCode 1.75.1
- 拡張機能
- Japanese Language Pack for Visual Studio Code v1.75.2023020809
- Pylance v2023.2.30
- Python v2023.2.0
ユーザースニペットとは
事前に定義したキーワードからコードを補完してくれるVSCodeの機能。
↓競プロで頻出のPython一行複数入力受け取りを効率化できる。
やり方
(日本語拡張機能を入れている前提)
① ファイル>ユーザー設定>ユーザースニペットの構成 に進み、好きな言語のjsonファイルを開く。
② jsonファイルにスニペットを定義する。
- 一番外側の { } の内に"名前": {… , …, } の形で定義する。
- "prefix": スニペットを呼び出すキーワード。
- "body": 呼び出すスニペット。[ ] 内にコンマで並べると複数行にもできる。
- "description": スニペットの説明。
③ 設定ファイルの修正
setting.jsonの一番外側の { } の中に以下を追加する。
- "[python]"はpythonファイルでのみ適用されるという意味。
- "editor.suggest.showSnippets": true スニペットを表示するか
- "editor.suggest.snippetSuggestions": "top" スニペットをサジェストのトップにする(ほかの補完機能も使っている場合)
- "python.languageServer": "Pylance" おまけ。Pylanceの機能を有効化する。
まとめ
設定ファイルも修正しなければならないのが盲点だった。
ユーザースニペットでレッツ効率化!!