始めに
インストール方法が面倒そうなGitLabですが、GitLab Omnibusを使うと比較的簡単にインストールできそうなので、試してみました、、、が、微妙にはまってしまいました。
というか、GitLab Omnibusを使ったCentOSへのインストール情報をググっても全然出てこなかったので、はまったポイントとあわせて備忘録。
#前提
- (私が)GitLabインストール初めて。
- Vagrant外部からCentOS内のGitLab(Nginx)へ接続する際、外向きのポート番号は8000番、内向きのポート番号は80番。
- Vagrantのポート番号付け替えの下記設定済み。
config.vm.network "forwarded_port", guest: 80, host: 8000
インストール
参照情報
上記サイトの情報を基に、Vagrant内のCentOS 6.5へのインストールを行ないます。
手順
作業は、Vagrant内のCentOS 6.5で実施します。
RPMのダウンロード
GitLab CE Downloads より、CentOS 6.5 64bitのPackageをダウンロード。
今回ダウンロードしたのは、"gitlab-6.6.5_omnibus-1.el6.x86_64.rpm"。
% curl -o gitlab-6.6.5_omnibus-1.el6.x86_64.rpm https://downloads-packages.s3.amazonaws.com/gitlab-6.6.5_omnibus-1.el6.x86_64.rpm
必要なパッケージのインストール
上記ダウンロードしたRPM含め、何点かパッケージのインストールを行ないます。
% sudo yum install openssh-server
% sudo yum install postfix
% sudo rpm -i gitlab-6.6.5_omnibus-1.el6.x86_64.rpm
ここは、参照情報の通り。
RPMインストール後にsudo gitlab-ctl reconfigure
の実行を促すメッセージが出ますが、まだやらなくて良いです。
もしsudo gitlab-ctl reconfigure
を実行したら (間違い)
ここから、少しはまった情報。
参照情報通りにsudo gitlab-ctl reconfigure
を実行してsudo gitlab-ctl start
とやってもNginxがうまく立ち上がらずアクセスできませんでした。
で、これって何なの?と探ったのですがそもそもNginxで設定されておくべきホスト名が設定されていない状態で、そのために起動に失敗となっていました。
解決方法は次の節のとおりです。
設定の更新 (正解)
というわけで、先にNginxなどに渡すホスト情報を設定しておかなければいけません。
% sudo mkdir /etc/gitlab
% sudo vi /etc/gitlab/gitlab.rb
(エディタはお好みで。)
external_url "http://localhost"
% sudo gitlab-ctl reconfigure
上記のsudo gitlab-ctl reconfigure
でChefが使用されており、external_url
を使ってホスト情報を設定してくれるようです。
これが完了したら下記コマンドでGitLabを起動し、CentOS側の作業は完了です。
% sudo gitlab-ctl start
初期ユーザでログイン
参照したページに記載なかったので少し調べ回ったのですが、下記が初期の管理者情報のようです。
User: admin@local.host
Password: 5iveL!fe
これで、Vagrant外部から"localhost:8000"アクセスすることで、無事にGitLabを使えました。
最後に
これで、お手軽に快適なプルリライフを送れますね!