LYTRO ILLUMの第二世代はまだまだお高いけど、旧LYTRO ILLUMは中古なら手が届く値段になってきた!!
ライトフィールドカメラは、一般的な使い方だと撮影後のリフォーカスなどがありとても便利です。
しかし、ILLUMで撮影した画像を読み込むのって案外大変。
何故か?
拡張子がlfpだから
こんな拡張子なかなか無いので、当たり前ですがopencvでは読み込めないです。
そこで、読み込む定番ソフトウェアとしてLytro Desktop。https://www.lytro.jp/desktop
これでリフォーカスなどの最低限の処理はできますし、研究とかしないんだったらこれでいいんじゃないかなと思ってます(私も最近はこればっか)。
- ちなみにlfpファイルには、raw sensor データ,Frame MetaData, Privateのメタデータがすべて入っているので容量は大きいです。(dm.lfp みたいなDepth データのみが格納された軽量なデータもあります。)
LYTRO meltdown
非常に便利なサイトです。Lytro カメラに関する詳細な説明から、画像を読み込むviewerなどもあります。
タブのresources から自分の好きなコードをダウンロード。私はpython派なので、一番下のPython LFP readerをダウンロード。
http://code.behnam.es/python-lfp-reader/
に使い方は書いています。もしコマンドラインでやるのがイチイチめんどくさいという人は、Spyderで動かしましょう。このコードで、lfpファイルにあるデプスデータなどを取り出すことができる。
## 注意事項
- 拡張子lfp の他に、stk-lfpなどがある。これはwebレンダリング用である。
- 撮影時にRAWとXRAWがあるが、これはキャリブレーションデータがあるか,ないかの違い。(マイクロレンズとCMOSセンサーの構造に個体ごとの差から、各個体につきキャリブレーションデータがあったほうがいいが、容量は倍になる。)