#Scriptを用いてのUIポリシーの定義
基礎的なことですが、Scriptを用いてのUIポリシーの定義について書きたいと思います。
Scriptを使わないUIポリシーではセクションを非表示にすることはできません。
Scriptを組めば、セクションの表示/非表示にすることが可能となるなど制御できることが増えます。
セクションとは赤枠のことです。
##環境
- インスタンスVersion:Rome
##実装
インシデント画面にUIポリシーを定義していきましょう。
インシデント画面からUIポリシーを開きます。
[新規]ボタンを押して、新たなUIポリシーを定義します。
テーブル名を選択し、適用時期セクションで適用したい条件を入力します。
一旦保存します。
スクリプトセクションに切り替え、スクリプトの実行にチェックを入れます。
すると、Script入力するフィールドが表示されます。
以下のような感じでScriptを入力します。
(適用条件セクションの条件を満たした場合に、)
例で書いたのは、[work]セクションを非表示にするというScriptです。
(workセクションは自前で追加したセクションです)
##検証
インシデント画面を開きます。
UIポリシーで設定した適用時期を満たしていないため[作業]セクションが表示されています。
設定した適用条件を満たすようにフォームの情報をいじります。
(私は、「ステータスが"処理中"になったとき」を設定しました)
すると、[作業]セクションが非表示になったのがわかります。
こんな感じのUIポリシーが定義できました。
ただこれでは実際の運用を考えた時には不十分です。
ステータスが"処理中"から違うステータスになったとき[作業]セクションが表示されるでしょうか?
察しが良い人はどうすれば表示できるかわかると思います。お試しください。