アンケートの分析時に出てくる、天井効果、床効果を判定する関数を作成する。
##【天井効果、床効果とは?】
アンケートの分析項目において、ある項目の回答があまりにも偏っている場合はその質問項目は妥当ではないと判断される。
高いほうに偏っている場合(1~5までの5件法なら、5ばっかりな状態)ならば、「天井効果がある」という。
反対に、低いほうに偏っている状態の場合は「床効果がある」という。
##【天井効果、床効果の判定】
天井効果と床効果は、その項目の平均値、標準偏差を使って判定する。
天井効果:平均値 + 標準偏差 > 最大値(5件法であれば5)ならば天井効果あり
http://www.ipc.hokusei.ac.jp/~z00105/wiki_res/wiki.cgi?%c5%b7%b0%e6%b8%fa%b2%cc
床効果 :平均値 - 標準偏差 > 最小値(基本的には1)ならば床効果あり
http://www.ipc.hokusei.ac.jp/~z00105/wiki_res/wiki.cgi?%be%b2%b8%fa%b2%cc
##【天井効果、床効果を判定する関数】
qiita.rb
def tenjo_yuka(df):
for col in df.columns:
tenjo = df[col].mean() + df[col].std()
yuka = df[col].mean() - df[col].std()
print('-'*50)
print(str(col))
if tenjo > df[col].max():
print('天井効果 あり')
else:
print('天井効果 なし')
if yuka < df[col].min():
print('床効果 あり')
else:
print('床効果 なし')
この関数にアンケート項目を突っ込めば天井効果、床効果の有無を判定できる